平成22年11月13日(土)
先日の文化の日にアステールプラザで尺八の演奏会があり、出場して3曲吹いた。残念なことに30周年を迎えたこの演奏会も今回が最後になるかもしれない。琴・三弦は東京から来られた一流の演奏家なので、自分の未熟さが一層際立ったがそこはさすがにプロで、こちらのミスをうまく隠してくれるように弾いてくださった。
江戸時代から引き継がれてきた地歌は、西洋音楽で育った世代にはとっつきにくいと思われるし、実際自分にとっても初めはこれらの曲のどこがいいのだろうと思っていた。しかし、なんどもなんども吹いていると、なんともいえない味わいがでてくる。さすがに時代を超えて受け継がれてきたものは、本当の意味での魅力があるものだと思い知ったことである。
おそらく他にも自分の知らない魅力的な分野はいっぱいあるのだろう。もっと色々知りたいものである。