令和8年10月30日
医師会だよりは毎月会員に送られてくる主に開業医の動向や必要なことなどを知らせてくれる月刊報であるが、リレー随筆やTeach-Inのコーナーに会員の随筆などが載っていて、読むたびに「皆さん文章がうまいな」と感心することが多い。今月号のリレー随筆は面識はないがT先生の「おもちのたまご」は面白く読ませてもらった。T先生は2匹のペットを飼ってい、てそのペットに家族中が癒されているという話である。ペットはレオパというヤモリ科の爬虫類で「おもち」「くろごま」と名付けて可愛がっていたけれどお腹が膨れて餌を食べなくなった。爬虫類を診てくれる動物病院で相談すると、卵(無精卵かも)を始めて産むときは排出できなくて、消化器を圧迫して餓死することもあるとか。その後、「おもち」は2個の卵を産んで回復に向かったそうだが、卵は無精卵か有精卵かはまだわからないという、最後まで読み手を引き付ける文章で、「うまいな!」と感じた。
また、Teach-Inは「秋の味覚」についての文章でK先生の「栗子塊鶏(リーズーカイチー)」は学生時代に料理教室に通ったときはじめて習った料理で、「これが中華料理の匂いなんだ」と思ったそうで、栗をむいたり手間がかかるけれど美味しくて、今でも時々作っているという。もう一つはS先生の「秋刀魚の思い出」で、子供の頃から秋刀魚が大好きで、毎回4~5匹は食べていた。当時は内臓のほろ苦さは苦手だったけれど、大人になってからは好きになり、炭火で焼いた秋刀魚に大根おろしを添えて食べると本当に美味しいという。思わず秋刀魚を食べたくなるような文章で、「うまいな!」と思った。みんな文章が上手だと感心する。
カテゴリー 日々是好日
広島市医師会だより
さだまさしコンサート
令和8年10月22日
学生時代の友人から「さだまさしのコンサートのチケットがあるので行かないか」との連絡があり、日曜日の夕方からだったので行ってみた。会場には我々と同年代の観客が多く、さだまさしは自分と同い年なのでそうなるのはあたりまえだと思った。
驚いたことに2時間半のコンサートの間、休みなく氏は歌い、喋りまくりで、その元気さと声がきれいに出る凄さ、話す内容の多彩さと幅広さと深さ、噺家も驚く面白さに魅了された。
氏のデビューの時からその音楽性のレベルの高さに感心していたが、心優しさの中に一本筋の入った愛国心、関わりになった人を大切にする姿勢が変わらず、苦労もいっぱいあったと想像されるが、思いがずっと貫かれているのを改めて感じた次第である。
まさに我々のヒーローである。NHKの「生さだ」も観ています、いつまでもお元気で。
秋になった
令和8年10月9日
猛暑が過ぎてやっとしのぎやすい秋が来た。朝夕は少し冷えるが日中はまだ暑い日が続く。朝夕は長袖、日中は半袖で丁度よい。今は自転車通勤は止めたので、服装はあまり考えなくていいのが楽である。以前はとんかつ「菊屋」に週1回は行っていたけれど自転車がないので行けなくなった。
最近、本通りの北側の「とんかつ・かつまる」に行ってみたが、けっこううまいのでもう3回も訪れてしまった。いつもほぼ満席で外人客も多い。東洋観光グループの店らしいが、とんかつの店は近くにはあまりないのでありがたい。昼は重いものはあまり食べないようにしているが、このところ重いものを身体が欲しているようだ。まさに食欲の秋なのだろう。福山の「豚笑」には行けなくなったのでこの辺りでいいかと思う。
先日某所でワタリガニを食べたが実にうまかった。美味しいワタリガニは何とも言えず美味でカニの中では一番好きだ。また行きたいと思う。
シルバーウイーク
令和8年9月25日
シルバーウイークを利用して信州(松本)で暮らしている次女一家に会いに行った。訪れるのは今回で4度目だが、毎度のことながら信州の自然は素晴らしい。広い平らな土地のはるか向こうに高い山々が控えている。この地に住む人々は毎日この風景を眺めているのだと思うと、正直うらやましい。次女一家も地に足をつけた生活をしているし、子供たちも元気で育ち、ワンちゃんもまるで一家の一員(人間だと思っているらしい)のようにふるまっている。夜はお鮨と「まだ食べたことがないでしょう」ともんじゃ焼きをつくってくれ、皆で美味しく食べ大いに飲んだ。早朝、ワンちゃんの散歩に付き合ったが、どの家も広い敷地で車も少なく気持ちのいい散歩ができた。歴史のある城下町はどことなく余裕が感じられる。
帰りは名古屋に泊まり、「串壱丘」で創作串揚げを頂いて、翌日は京都に寄って予約していた「菱岩の弁当」を受け取り帰広、久しぶりの「菱岩」を味わった。よい休日になった。感謝。
水曜日の午後
令和8年9月17日
4年前にコロナ感染による肺炎で重症化・入院して以来、水曜日の午後と土曜日の午後は休診にしている。以前は木曜日の午後だけ休診だったので、ずいぶん楽になったと感じる。月・火・水(半休)・木・金・土(半休)のサイクルは非常にリズムがいい。半分休みの水曜日の午後はカミさんの運転で「宮島達磨」か「サカナヤ」に行くことが多い。宮島達磨の蕎麦は高橋名人直伝の絶品蕎麦で、加えてそばつゆは名人の味に一番近いと思っている。だから蕎麦湯がでると、そばつゆの残りに加えて全部美味しくいただく。ラーメン博多屋・「うなぎ処うな市」も時々行くが、市内で所用があるときは「そごう」の「藪そば」に行く。ここはつまみが良いので重宝している。そば味噌、イカの塩辛、枝豆、キスの天ぷら、酒は「菊正宗」、ここのかき揚げは優れものである。ビールと「菊正宗」で一杯やった後はざるそばで仕上げる。いつも満足しているが新しい店も探している。でもなかなか見つからないのが残念である。
WEB講演会(第2弾)
令和8年9月10日
先週に続いて今週は広島大学で広島産婦人科学会総会が開かれた。一般演題と特別講演があったが、今回もWEB参加とした。一般演題は県内の主要な医療機関より12の演題が出され、主に若手の医師たちが発表し、質疑応答がなされた。はるか昔、自分もあんな風に発表していたなと思いながら聞いていたが、皆上手にしゃべるものだと感心した。
特別講演は熊本大学の近藤英治教授で、流れるような名調子の講演で「周産期医療における先制医療」と題して手術を中心にした興味深い話であった。クリニックで一人でやっているとどういしても新しい風に疎くなる。医学雑誌を毎月購入して読んでいるが、生の発表や講演は刺激になる。それにしても新しいことがどんどんできるようになって、ついていくのが大変である。今日は某所でカンファランスがあり、出席するつもりである。
元安会
令和8年8月21日
開業前に6年4カ月勤務していた中電病院に「元安会」というOB会がある。この会は元院長のS先生が作ったもので、今年で23年目である。初めの頃は病院を挙げて参加者も多く、盛況であったがコロナ騒ぎで中断した後は参加者も少なくなり、会の存続が危うくなっている。私は2代目会長のF先生に言われて幹事の一人になっているが、皆年々年取ってきているうえに、2,030年には病院統合によって中電病院はなくなることになっていて、会は消滅しそうである。時代の流れとは言え、なんだかなあと思ったことである。以前は病院には医局があり医局長がいて、医局会が毎月開かれ、処々のことを取り決めていたが、それもなくなったという。大学の医局制度も大きく変わって、かつての和気あいあいとした時代はもうないのだろうか。会社なんかも飲み会はずいぶん減ったというが、コミュニケーションの場としては悪くなかった思う。今後どうなっていくかはもう我々にはわからないし、どうしようもなく後任に託すしかないのだ。「若い人たち、頑張ってくれ」と願うしかない。
ラジオ体操第一
令和8年8月10日
このところ体の動きが以前ほど軽やかではなくなり、階段も手すりを使わないと不安になってきた。若い人たちが階段を素早く降りるのを見るにつけ、年取ったなと思う毎日である。体の動きが少しでもスムーズになるようにと「ラジオ体操」をすることにした。朝と夜の2回でもう1週間になるが、なかなかいい感じである。小学生の頃、夏休みに近所の子供たちが集まってラジオ体操をしてハンコを貰って、それを学校に提出していたことを思い出した。当時は朝6時半からだったので起きていくのがイヤだったが、ラジオ体操すれば目が覚めて気持ちよかった。
今、実際にやってみると身体は曲がらないし動きがぎこちないし、どたどたしているが、一通り終えると身体が軽くなったように感じる。以前、独り暮らしになった父が、伯母と電話で話してお互いにラジオ体操をすることにしていると言っていたが、その時の父は80歳を超えていた。父は92歳になる数日前に老衰で亡くなったが、年を取ると身体を調えるのは大切だと思った次第である。
平和祈念式典
令和8年8月6日
今年も8月6日がやってきた。毎年、この日はいつも晴れ渡っていて今年は特に暑く、式典に出席されている人は大変だろうと思う。熱中症にならなければいいが。松井市長の挨拶は素晴らしく、臨席していた高市首相も深くうなずいているように見えた。高市首相の挨拶も聞きたかったが、出勤の時間になったので残念ながら聞けなかった。
参列者は首相を始め衆参両議院議長、外務大臣、厚生労働大臣、国連事務総長、各国代表、国会議員、知事、被爆者代表、遺族代表など、さらに被爆者・遺族席が1,600席一般席が1,200席、自治体席が2500席、外国人席が500席用意されている。加えてフェニックスホールとヒマワリに屋内席が2,200席設けられている。合わせて7,000人以上の人が集まっているわけである。
式典は8時に始まり8時50分に終わるが、周辺の警備は厳重を極めていて、関係者は大変だろうと思う。今年も無事に終わったようで主催者の松井市長をはじめ関係者はほっとしていることだろう。それにしても猛暑が続く。
猛暑が続く
令和8年7月24日
先週から暑い日が続き、他県では40℃越えの所も散見されるほどである。35℃で猛暑、40℃を酷暑と呼ぶのだそうだ。
水曜日の午後は休診なので、市内各場所で用事を済ませるために歩き回ったが、その暑いこと。熱中症になってもおかしくないような猛暑である。本通りは屋根があるし、店からの冷気があるので少しはしのげるが、電車通りに出るとダメである。昔、祖母が「今年の夏は越せるだろうか」と言っていたが、それを実感する暑さである。昼食は外に出て好みの店に行くのが通常だが、歩く時間を減らすためにごく近くの店にしか行かない。
我が国は昔から四季があり春と秋は一番過ごしやすい季節とされていたが、このところ春・秋は一瞬で、酷暑の夏と寒い冬が長く続く。外国からの観光客は多いが、この暑さには閉口しているだろう。日本は安全で、人々は親切、食べ物は安くて美味しい、観光名所も多いので人気の国になっているが、この暑さは異常である。地球、大丈夫かと言いたくなる。



