令和8年5月29日
今年の学会は札幌で5月15日から18日まで行われた。自分は今回もWEB参加にしたので講演の内容を見たのは5月27日の配信からである。配信が始まったので、早速診療の合間や昼休み、診療後に見ているが、本当に便利になったものだとしみじみ思った。以前は学会はすべて現地に行って参加するのが当たり前で、それ以外は考えられなかった。それがコロナ禍というとんでもないことが起き、人が集まるのがよくないということで、WEB配信という方法が行われるようになった。コロナ禍は去ったがWEB配信は残った。さらにWEB配信が当たり前になったので当然皆会場に行かなくなった。参加するのは講演者、関係者、学会に特に行きたい人だけである。
視聴する側からいえば、同時に講演が重なっていても順番に聴くことができるのでありがたい。学会は同じ時間に10か所以上で行われるので、聞きたい講演が複数あると1か所以外は聴けなくなるので困っていたわけである。コロナ禍という大きなマイナスはあったがWEB配信はコロナのおかげだと思う。「禍福はあざなえる縄の如し」とはよく言ったものでその通りだと思った次第である。
月別記事一覧 2026年5月
第78回日本産婦人科学会
「こうして日本人だけが騙される」
令和8年5月22日
表題はアルファ・リード株式会社の代表取締役、丸谷元人(まるたにはじめ)氏の著書である。実はこの作品は元外交官で現在外交評論家として活躍している山上信吾氏の絶賛する著作で、その言葉に惹かれておもわず取り寄せたのである。山上信吾氏は外交官時代には中国ともひるむことなくしっかり外交を行ってきた人物で、その気迫が伝わってくる著書「中国戦狼外交と闘う」を読むと、我が国にはこんな立派な外交官がいたのかと誇りに思える内容である。いつも中国に対しておもねったり、利益優先の土下座外交ばかり見ていると、このような人物がいるのがうれしい。
丸谷氏はオーストラリア国立大学を卒業後、パプア・ニューギニア・中東・アフリカで駐在員やVIPの身辺警護、テロ対策、地域の治安対策などを行い、その後アメリカ海兵隊での訓練、その他多彩にわたる訓練を終了してインストラクター資格を取得、米IT大手企業のセキュリティー・マネージャーなど歴任、現在は「月刊インテリジェンス・レポート」で海外で起きる事件や紛争の背景について分析状況を配信している。
内容は「利用される日本人」「日本は独立国でない」「「ウクライナの支援物質は闇に流される」「テレビで見かける良い人たちの正体」「金持ちがクーデターを繰る?」「アフリカで行われる代理戦争」「パンデミックは偶然おこらない」「移民をコントロールする者」「ワクチンがパンデミックを作る?」など刺激的な内容だが資料・データを挙げて納得できる説明をしている。やはり日本人は性善説でお花畑の住人だと思った次第である。世界はいかに「すれっからし」ばかりかと目から何枚もうろこが落ちたようだった。
「黒人霊歌」ロバート・ショウ合唱団
令和8年5月14日
連休明けの日曜日、5月10日(日)は広島市の当番医のため開院していた。1日の来院数はわずか6人、いつも言っているように産婦人科の当番はいらないと思った。なぜなら最も必要な妊娠中の異変は分娩予定の医院がみてくれるし、手術が必要な緊急の場合は救急病院が担当するからだ。そうはいっても28年間、年に2~3回は当番医を務めてきたのだがもうあきらめている。産婦人科以外の科は当番では数十人以上来院していて、普段患者さんの少ない医院もやりがいがあるだろう。
その暇な時間は読書か音楽鑑賞である。今回は懐かしいロバート・ショウ合唱団の「黒人霊歌」を聞いた。この合唱団は1,948年指揮者ロバート・ショウによって組織されたアメリカの合唱団で、短期間で素晴らしい合唱団になり1,966年に解散するまで世界各地で数々の名演奏を行った。その頃の音源がいまでも多くの人の心を打つ。「ディープ・リバー」「ドライ・ボーンズ」「誰も知らない私の悩み」「静まれ、人々」など何度聞いてもその魅力に取り込まれる。大学時代に初めて聴いて早速レコードを買って何度聞いたことだろう。その後CDが発売されてそれもそろえた。今まで聞いた中では一番だと思う。いいものは時代を超えるのだと思った。
連休明け
令和8年5月9日
当院は日曜日と祝日が休診なので、5月7日から診療開始である。さすがに患者さんは多くこの3日間は疲れた。明日5月10日は日曜日なのだが、休日当番医として一日開院しなければならない。
この連休は旅行ではなく、自宅からその日で行って帰れる場所に行くことにした。29日は前から行きたかった京都大学博物館に行き、時間が余ったので金閣寺に行った。うれしいことに「菱岩」の弁当が予約できたので、家に帰って冷酒と共に味わうことができた。ここの弁当は日曜日は手に入らないので久しぶりだった。3日は雨だったので山陽線で西へ、岩国で降りて錦川清流線錦駅からとことこトレインできらら夢トンネルを通って雙津峡まで行ってきた。なかなか面白い旅だった。5日は山陽線で東へ、尾道へ行くつもりで「白市行」に乗ったら、白市で一旦降りて三原行きか糸崎行きに乗り換えて、さらに乗り換えて尾道に行く方法しかないことがわかった。尾道では以前から通っていた小料理屋「まん作」が営業していたので寄ってみた。若かった大将も営業19年目とのことで、貫禄がついていて味も昔通り美味しかった。
翌日、白市駅で仕入れた情報で、重要文化財「旧木原家住宅」を訪れてみた。歴史研究会の人がいて、詳しく解説してくれるたので大変興味深く聞かせてもらった。こんな連休もいいものだと思ったことである。



