令和5年1月19日
表題はフルート奏者、加藤克朗氏のフルート教本で、偶然丸善で見つけ購入したものである。それまで使っていたヤマハの教本がしっくりこなくて講師にお願いして加藤氏の教本を使ってもらうことにしたのである。クラシック中心の教本で、モーツアルトやハイドン、ショパンなど教科書に出ているような作曲家の曲が教材に使われている。1,985年初版発刊で2,015年第45刷だから優れたものなのだろう、自分も「これだ!」と思った。内容は系統的に必要なことをすべて織り込みながら徐々にレベルを上げていくようになっていて、気持よく習うことができた。
評判が良かったために初めの「基礎編」に続く「応用編」が2,013年に発売され2,019年7刷になっている。現在「応用編」を教わっているがなかなか難しく、マスターできずに進ませてもらいほぼ終わり近くまできている。いい音を出すことと指使いが正しくすることがどんなに難しいかを痛感している。尺八でも苦労したがフルートも多大の努力が必要と思われる。果たして気分よく吹けるようになるのだろうか。はなはだ不安である。