久しぶりの同門会

令和4年11月18日
毎年、岡山大学産婦人科出身の医師たちの同門会がそれぞれの地で行われていたが、コロナ騒動のためにほぼ3年近く開催が見合わせられていた。この度、会長の英断で広島での同門会が増山教授を迎えて開かれた。長いことお会いしていなかった先輩医師や後輩医師たちと歓談できたことはありがたいことであった。
最年長(96歳!)のD先生もあいさつをされ、その元気なお姿に驚嘆した次第である。31年前に中電病院に赴任した時は下のほうにあった自分の名簿の順番もいつの間にか上の方になってしまった。今は広島市民病院に同門の医師が多いので会がなりたっているけれど、市民病院の医師の多くは数年で別の病院に行く。定着しているのは開業医か病院の部長クラスである。開業しているのは自分が最後で後はいない。2世3世の医師はいるが新規はいないので会の存続が危ういわけである。
時代は大きく変わりつつあり県病院とJR病院と中電病院が統合されて二葉の里に1,000床の病院として誕生するという。逓信病院も民間の病院になってしまった。企業病院も存続が難しくなったのである。時代は変わることを目の当たりにしている今日この頃である。