中絶よりピル

平成16年5月18日(火)
今日はキャンセルを繰り返したあとの中絶があった。やはり気持ちが揺れるのだろう。こちらは医学的に問題がありそうな時にはアドバイスするが、基本的には黙って見ているだけである。色々葛藤があるのがわかっても聞かれるまでは何も言わないことにしている。処置の後は気持ちが落ち着く人が多いのだが、それを引きずる人もいる。体よりも心にダメージを与えることが問題なのだ。私がピルをせっせと出しているのもそういうことが少なくなって欲しいからだ。何でみんなピルを怖がるのだろうか。