令和6年4月5日
雨の後さくらの開花宣言が出された。もっと早いと予想されていたけれど寒い日が続いたので遅くなったのだろう。今日は天気もいいし花見に出かける人が多いのではないか。平和公園周辺の川沿いのさくらは見事なので、午後が休みの日は弁当と飲み物を用意して行ったものだ。気温も暑からず寒からずで、まさに花見日和に弁当を広げて季節を満喫するのはいいものである。春はそれだけで気持ちが高揚してくる季節で、それにさくらが加わると「日本に生まれてよかった」と思える。
中学の教科書でならった谷川俊太郎の「はる」の詩は今でも覚えていて、こんな時に浮かんでくる。
はなをこえて しろいくもが
くもをこえて ふかいそらが
はなをこえ くもをこえ そらをこえ
わたしはいつまでものぼってゆける
はるのひととき
わたしはかみさまとしずかなはなしをした