令和2年5月29日
武漢コロナウイルス騒ぎのために講演会、学会、勉強会などすべてなくなって久しい。年一度の日本産婦人科学会はWEB学会で無事に終わったが、ほかの小規模の会はWEBにするほどでもないのか相変わらず開催が見送られている。最近、いろいろな製薬会社がWEB講演の配信を始めているのはありがたいことである。以前から少しはあったのだが、やはり会場に赴いて直に聞いた方がよいのでWEB講演はスルーしていたけれど、このご時世では役に立つありがたい方法である。どの業界でもそうだろうが、常に新しい発見や流れを見て自分の仕事を見直したりそのまま進んでいったりするものである。医学も同様に、新しい診断法や薬・治療法、新たな知見などが常にあるので、アンテナを張っておかないと取り残される。実際の講演会がなくなっても、WEB講演の配信があれば遅れをとることはないので安心である。武漢コロナウイルス騒ぎが治まっても、WEB講演配信は残ると思うし、一層増やしてほしい。実際の講演会は特別なものを除いてなくすか、親睦会だけにするのがいいのではないだろうか。