月別記事一覧 2019年1月

運動不足

平成31年1月25日
このところ体を動かすことが少なくなっていて運動不足を痛感している。元来、体を動かすことは好きでいつも何かやっていたけれど、腰痛のためにゴルフもテニスもやめてしまい、今は毎日の自転車通勤と3キロの散歩だけである。時々無性に体を動かしたくなるが、なかなか思うようにいかない。スポーツはつい無理をしてしまうので、いまさら新しく始める気はないしスポーツクラブも人工的で嫌だ。今考えているのは農作業のようなことで、野菜作りなどは適度な運動と収穫など結構楽しめそうである。農家の子なので幼い頃から田植え、稲刈り、畑仕事などはあたりまえのようにやってきた。体が覚えているので始めればできるに違いないが、問題は場所である。比較的近いところに手ごろな土地があればいいのだが、こればかりは簡単には手に入りそうにない。農家出身の自分としてはそれぞれの土地は先祖代々受け継いで管理してきたものだから、めったなことでは人に渡さない(売らない)ことがわかる。借りるという方法もあるが、なにかしっくりしない。困ったものである。

ステーキを焼く

平成31年1月18日(金)
ステーキはいい肉が手に入ったときに自分で焼くのが楽しみなのだが、うまく焼くのは本当に難しい。毎回、反省点があり改善しようとするけれどこれでよいと思ったことがない。ネットや料理本などを参考にしてもなかなか思うように行かない。基本は塩コショウをして表面を強火で短時間焼き、後は弱火で蒸すように焼くのだが、火の通り具合の判断が難しく満足することが少ない。プロの焼いたステーキはどれも旨いが、最近食べた中ではメゾンドシェフのステーキがぴか一だった。この店はどの料理も丁寧に作っていて実に美味しいのだが、福山にあるのでめったに行けないのが残念である。
このようなプロの味は望むべくもないが、少しでも美味しいものを作りたいので工夫するわけである。肉専門店のレシピに従って、このところソースを追加するようにしている。焼いた後の肉汁にみりんと醤油を加えて作ったソースはなかなか好評である。酒を加えるともっといいかもしれないとか、もう少し余熱でじっくり蒸らしたらどうだろうとか考えると楽しい。書いているとステーキが食べたくなった。

腹腔鏡手術の講演

平成31年1月11日
腹腔鏡手術のエキスパート、倉敷成人病センター安藤正明院長の講演があった。氏は現在、年間1600件以上の婦人科腹腔鏡手術を同病院で行っているが、さらに配偶者の経営している産婦人科医院で年間300件の手術を行っているという。氏の病院には全国から開腹手術でないと難しいといわれた患者さんが、侵襲の少ない腹腔鏡手術を求めて来院しているし、医師たちも紹介しているのでこれだけの手術件数になっているのだろう。難しい手術が多いだろうに、よくぞこれだけの数を的確に行えるものだとその体力・集中力・高度な技術に驚くばかりである。聞いていた他の医師たちもその凄さに心から敬意を表している様子だった。
氏は自分と同門であるが、若い頃に倉敷成人病センターに赴任してから経膣手術のエキスパートになり、その技術の素晴らしさは群を抜いていた。その後腹腔鏡手術という技法が始まってきたら即座にそれを習得し、年々症例数を増やして現在に至っている。国内はもとより世界各地で講演・技術の伝授を行っているし病院に研修に来る医師たちが後を絶たない。心・技・体は充実しているように見えたが、体には気を付けてほしいと思う。

謹賀新年(平成31年)

平成31年1月4日
明けましておめでとうございます。
いつものように1月4日から診療開始である。クリニックとしては、従来通り患者さんの負担を少なくして必要な診察・治療を的確に行うという姿勢で診療をすることは変わらない。今年もいろいろなことがあるだろうが、皆さんに喜んでもらえるように頑張りたいと思う。
今年はどんな年になるのか、おみくじでは大吉だったけれど何か大きな変化があるのではないかと心配している。特に社会的な出来事(政治・対外的なことも含む)で何かが起きるのではないだろうか。この予感が杞憂に終わればいいのだがどうだろう。いずれにせよその際には、正確な判断と的確な対応ができるように日頃からの準備と覚悟が必要である。
新たな元号が何になるのか期待を込めつつ、今年も良い年になりますように。