平成30年12月21日(金)
以前、英語ができるようになりたいと思って30日特訓、45日特訓というのをやってみたが全くダメだった。やはり日常的に英語を使う環境にいなければできるはずもない。世界の言語の中では日本語と英語は最も離れた言葉だそうである。
米国の国務省が海外に駐在員を派遣する時に事前にその国の言語を習得させるが、難しさに応じて4つにグループ分けられるという。第1グループ(フランス語、ドイツ語、スペイン語など)は英語に一番近いので習得時間が最も短く設定してある。第2グループ(ギリシャ語、ヒンズー語、インドネシア語)がその次で、第3グループ(ロシア語、ヘブライ語、トルコ語)と難易度が増してくる。最も習得時間を多く設定しているのが第4グループ(日本語、中国語、朝鮮語、アラビア語)で、第1グループの480時間に対して2400~2760時間もかかる。その中でも最も時間がかかるのが日本語だという。逆に言えば日本語圏の我々にとっては英語を習得するのは最も難しいということになる。
英語の文章を読むことはなんとかできても、聞くことと話すことはその環境にいなければ無理だと思った次第である。