平成16年7月14日(水)
朝のニュースでUFJ銀行と東京三菱銀行が合併するとのこと。驚いた。UFJも合併してできた銀行であるが、また合併とは!この国の金融政策はどうなって いるのだろうか。そもそも0金利などという徳政令のような政策で、国や銀行の経営ミスのつけをすべて国民に負担させておいて未だに金利を元に戻そうとしない。これだけ支援を受けたにもかかわらず、UFJなどはまだ不良債権がいっぱいあるとのこと。普通の民間の会社ならとっくにつぶれているだろう。親方日の丸がかんでいる所は、税金をつぎ込んだり特例をあたえたりしてつぶれないしつぶさない。国からして1000兆円の借金があるという。ええかげんにせい!どうして一人一人は優秀なのに、もしその人が民間にいればきちんと経営できるのに、「公」になるとこのていたらくになるのだろうか。
「公」は絶対に必要であるが、すべて「公」だとソ連のように崩壊するだろうことは今の日本を見ていればわかる。でもすべて「私」だと貧富の差がつきすぎて、不安定な社会になるだろう。今の日本は「公」が大きすぎるためにさまざまな弊害が起こっていると思う。「公」は必要最小限が良い。そういう仕組みがつくれないものだろうか。