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あいかわらず自転車通勤

令和4年11月11日
朝夕は少し肌寒いが快適な自転車通勤を続けている。アシスト自転車に変えてから13年になるが今使っているパナソニックの自転車は2代目でもう5年になり少しガタがきているようで、そろそろ買い替えの時期かと思っている。長いこと通っているとどのタイミングで信号が変わるかわかるので、ペダルをこぐスピードが遅ければ信号に間に合わなくなったりするのでその日の体調がわかる。
最近見かける年配の男性は、手足が長く背筋をピンと伸ばしてアシスト自転車を誰よりも早くこぐのでいつも感心している。以前は自分も早く走るようにしていたが、転倒を機に普通に走るようになった。それにしても最近はアシスト自転車が増えた。初めてアシストにしたころはまだ珍しいくらいだったが、今では高校生や主婦、年配の人など普通に乗っている。一旦アシストにしたら普通の自転車はもう乗れないくらい快適に走れる。四季の移り変わりを肌で感じながら今日も自転車通勤をしている。

秋の休日

令和4年11月4日
秋も深まり紅葉も見ごろになった休日、カミさんと黒瀬町にある「手打蕎麦ながお」に行った。ここはグリーンヒル郷原の近くの山の中の農家を改築して蕎麦を提供している店で、主人は高橋邦弘氏のもとでそば打ちを教わりサラリーマンから転職したそうである。庭には山から引いた湧水で鯉が泳ぎ、紅葉も眺められ田舎の家を訪れたような気持になる。元々主人の実家だそうで駐車スペースも十分ある。そばも旨いが天ぷらも美味しい。ファンが多いようで少し遅く行くと外で待っている人も見かける。この日は先客が一人だけだったのですぐに食べることができたがあっという間に満席になり外で待つ人もいた。
その後は竹原のバンブーハイランドに行く。ここはテニスコート、サッカー、野球ができる広場、子供たちの遊べる施設、野外大広場、体育館などがあり市民の憩いの場となっている。ポケモンのジムやポケストップもいっぱいあり散策しながら遊べるのもいい。山は紅葉が進み見上げると真っ青な空に稜線がくっきりと見えて思わず立ち止まって見とれてしまった。春には桜がいっぱいで花見にもいい場所である。
帰りにスーパーで牛ヒレ肉120g、タコのマリネ、シーザースサラダ、セブンで和風ポテトサラダ、スパークリングワインを仕入れて買い置きのピザを焼き美味しくいただいた。今日のカミさんの焼くステーキの出来は満点であった。

落合博満氏の講演会

令和4年10月27日
先日アステールプラザ大ホールで元中日ドラゴンズの監督、落合博満氏の講演会があった。実は選手時代からの隠れファンで、現役時代に3度三冠王を獲得したことはもちろんだが、その合理的な言動と著書に注目していた。選手時代の総まとめともいうべき「野球人」という著書は1,998年発行で、氏が何を考えながら野球をしていたかがわかり、その合理主義と精神力の強さには尊敬の念を覚えた。
その後、野球解説者として実況中の話を聞くと、誰よりも話が面白く的を射ていると感じられた。2,004年から8年間中日ドラゴンズの監督をしたが、「名選手、名監督ならず」の格言とは真逆で4回のリーグ優勝、1回日本一、常にAリーグ入りを果たした名監督であった。その時のことは「采配」という著書に詳しく書かれているが、やはり合理的で本当に選手のことを考えていることがわかる。
氏が広島に講演会で来たのは初めてということだったが、1時間にわたって監督時代のこと含め色々話してくれた。内容はほぼ全部著書で知っていたが直接聞くのは初めてなので興味深いものがあった。その後は森繫和コーチ(当時)と達川光男氏が加わって球界の裏話をして満員の聴衆を大いに沸かせてくれた。面白い講演会であった。

秋深き

令和4年10月20日
秋も深まり朝夕には寒さが感じられるようになった。まことに我が国は四季がはっきりして風情がある。
コロナも落ち着いてきたが相変わらずマスクをつけることは皆止めていない。我が国の同調圧力はすごいものがある。いまこそコロナを2類感染症から5類に変更するチャンスなのだが厚労省は動かない。今回のコロナ騒ぎでいかにこの国の危機管理体制の脆弱なのかがわかったし、最中のマスコミの扇動やそれに乗っかった「専門家」の発言がいい加減だったかわかった。そのせいで、無駄な「蔓延防止対策」「アルコール禁止令」「飲食店いじめ」「ワクチン真理教」が横行した。店を閉めた飲食店も多い。この責任はだれがとるのか。責任者である政府・都道府県の首長・専門委員会の委員・マスコミがとるべきである。でも今になっては誰も知らん顔である。この無責任体制が我が国の特徴で、少数の正しいことを言っていた人たちの声は無視されてきた。
厚労省はマイナンバーカードを健康保険証に紐づけようと必死である。カードは大衆を管理するためのもので、大衆にはほとんど意味ないのに強引に進めようとしている。医療機関には脅しをかけながらすすめている。日本医師会はこの愚策に反対せずすすめようとしている。一体この国はどうなるのだろうか。

診療日誌について

令和4年10月6日
診療日誌と題したブログを載せるようになったのが2004年4月なのでもう18年を超えたことになる。よくまあ続いたものだと思うがたまに読み返してみると内容がダブっていることが多いのに気づく。たぶんいつも気にかかっていることなので、何度でも書きたくなるのだろう。診療内容についての記載も、当初より思いの強いことは何度でも書いている。
過去によく使われていた薬が今では効果ないことがわかり、使われなくなったものはたくさんある。検査や治療法も同様である。問題はそれらが害をなす場合は取り返しがつかないことである。例えば固形がんに対する抗がん剤は効果がなくかえって有害ではないかという議論がアメリカで起きていて、それらが日本に売り込まれているという話もある。エイズの非加熱製剤の時と同じだ。こういうことは早い時期から想像がつく人とそうでない人がいるので書いてしまうのである。それらについて警鐘を鳴らす人もいるが、どういうわけか消されてしまう。だからこそいっそう取り上げなければと思うのである。
これからも自分で納得して少しでも役に立つと思われることは書き続けていきたいと思っている。

最近の昼食

令和4年9月2日
このところ昼の食事の場所が変わってきている。コロナ復帰後体重がほぼ元に戻ってしまったこともあり、カロリーを控えようとしていることと、水曜日と土曜日は午後休診にしたのでその日は近くの店に行かなくなったからである。
25年通っている近くて便利な「讃岐屋」は別として最近よく行くのは数年前に近所にできた「浜けん食堂」と「太閤うどん」である。浜けん食堂は昼は食堂、夜は居酒屋になるが刺身定食が気に入っている。産地直送の新鮮な刺身が4種類、小鉢、あらのみそ汁、山かけの小鉢がついている。ごはんとみそ汁はお替り自由らしいがこれでちょうどいい。太閤うどんは定番のカルボナーラうどんと新作のうどんが楽しみで毎週通っている。あとは時々「平和園」で焼き飯、数か月に一度くらい「天甲」であなご丼、「一楽章」でカレー、「こけもも」でビーフカツ定食、たまに「とくみ鮨」で鮨を食べるくらいである。毎週通っていた「菊屋」の美味しいとんかつもしばらく食べていない。
水曜日の昼は「宮島達磨」の鴨ざるか「さかなや」のパスタセットで定番になっている。それにしても肥満が気になるのは困ったことである。

新型コロナ第7波

令和4年8月5日
新型コロナ感染が落ち着いてきたと思ったらここにきて過去最大の感染が起きている。第6波が終わった時点で2類感染症扱いを止めて格下げしておけば、今のような混乱は起きなかったと思う。症状の軽い人がほとんどなので、症状の重い人だけを入院加療して、それ以外の感染者は症状がなくなれば職場復帰すればいいのだ。学校も同じ、従来の風邪やインフルエンザの扱いでいいと思う。そもそもかぜのようなウイルス感染を防ぐことなどできない。人類は過去に何度も経験してきたではないか。対症療法をして嵐の過ぎるのを待つだけである。過去におこなった飲食店の時間制限だとかアルコール禁止だとか、「正気か?」と思われるような愚策を大真面目にやってきた責任はだれがとるのか。
早く2類感染症の扱いを止めて普通の風邪にしないとこの国は終わるのではないか。

食物日記(再)

令和4年6月17日
平成28年10月から「食物日記」なるものを記すことにして、毎日昼夜の食事の内容、店の名前、誰と一緒だったか、値段、簡単な感想などをメモするようにした。始めてもう5年になる。だいたいは何日分かをまとめて書くようにしていたが、時々思い出せなくなることがあった。PayPayが使えるようになって日時と店名と金額が記録されるのは実にありがたいことで、1週間分くらいは簡単に書けるようになった。
ところがコロナに感染し入院して中断、その後回復して従来通りの食生活に戻ったものの、なんだか毎日記録するのがおっくうになった。それで外食した時と印象深い食事だけを書くようにした。これはいっそう簡単で、PayPayの記録を基に思い出せば2週間分くらいは一度に書ける。毎日の記録は結構負担になっていたのでこれくらいがちょうどいいと思う。これからはこのスタイルで「食物日記」を続けるつもりである。

大丈夫か

令和4年6月2日
人や物の名前が出てこなくて焦ることがある。数年前に開業されたT先生夫妻に、紀伊国屋書店で偶然出会ったとき、T先生は奥様を紹介してくださったのだが、T先生の名前が出てこなくて一緒にいたカミさんを「こちら〇〇先生、家内です」と言えずに焦った。なんとかごまかしたが名前を失念したことを気付いておられただろう。もっとも知り合ってまだ日が浅いせいもあったけれど。
20年以上前から薬を処方するときに、いつも使っている薬の名前が出てこないことがある。出てこないのはいつも同じ薬なので、いつでも見える場所に薬剤名をメモしておく。
昨日、Y電気店で買い物をしたときポイントカードを持参していなかったので、家の電話番号を聞かれた。ところが家の電話番号が出てこなかったのである。スマホを見てそうだったと思い出したが、ちょっとショックだった。大丈夫か?

普通の日

令和4年5月19日
ゴールデンウイークも終わり今まで通りの日常が戻ってきている。コロナの感染状況もあまり変わっていない。大阪の吉本知事も飲食の際の人数を4人から制限なしに緩和する方針だという。いいことだ。ほとんど意味のない飲食店への防止策強要はもうやめて欲しい。どの店も透明な衝立を立てさせられるのは意味がないのに。でも多くの店が営業を再開しているのはうれしいことである。
最近、福山のとんかつ店「豚笑」に行った。福山から広島に転勤してきた人が口を極めて褒めるので訪れてみたのである。こじんまりした店で数人がけのカウンターとテーブル席が少し、奥に座敷のようなテーブルが4つあり20人弱は入れるが、一杯人が並んでいるので待たないと入れない。おおよその待ち時間を教えてくれるのでそれまで時間をつぶすわけである。でも、待ったかいのある非常においしいとんかつであった。以前BSで「東京とんかつ会議」という番組があった。山本益博氏をはじめ食通のおじさんたちがそれぞれ一押しのとんかつ屋をレポートしていて、実に美味しそうだったが、その映像を思い出させるとんかつだった。福山にこんな店があるとは思わなかった。まだまだ知らないことが多いと思った次第である。