カテゴリー 日々是好日

春爛漫

平成22年4月5日(月)
桜も満開になり一挙に春になったようだ。昨日の日曜日は平和公園、比治山、黄金山など花見で大賑わいだった。
巨人対カープの試合もあり、広島駅~球場周辺は人の波であった。この日、息子は大学生活を始めるべく旅立って行った。私は人の波に逆らうように、友人・知人の出演する「邦楽のつどい」に行き素晴らしい演奏を堪能した。
春は卒業、入学、入社など出会いと別れの季節である。今年はどんな出会いがあるのか楽しみであるが、いつも一期一会を肝に銘じていきたいと思う。

紀三井寺と京都の桜

平成22年3月23日(火)
急な用事があったので連休を利用して和歌山へ行ってきた。今までに何度か南紀、伊勢などの旅行を考えたことはあったが、交通の便が良くないためにいつも却下となっていたので初めてである。
今回は和歌山市に行ってきたが、ここは大阪府との県境に近く関西空港にも近い。和歌山県というより大阪のはずれのような位置関係である。のんびりしたところで、紀三井寺では桜が咲き始めていてなかなか風情があった。
用事をすませて大阪に泊まり翌日は定番の京都へ行った。地下鉄で東山まで行き、法然上人開祖800年のイベントが近い知恩院から円山公園で三分咲きの桜を見て、ゆっくり市内を散策してきた。昼食は木屋町の大正5年創業のそば屋「大黒屋」でゆっくりと。いつもながら京都の町を歩いていると、色々な発見があって楽しい。「俵屋旅館」「炭屋旅館」のたたずまいも歴史が感じられていいものである。またぜひ来ようと思いながら帰宅した。

巣立ち

平成22年3月22日(月)
昨日は産婦人科医会総会があったが、役員以外の参加者が少なく来賓や講演の先生方には申し訳ないことであった。
先週から我が家はめでたいけれどもさびしいことが重なって、久々の激変であった。末っ子の長男が大学に入学して家から出ることになった。近くに勤めていた次女も遠からぬうちに家を出ることになるだろう。どちらもめでたいことではあるが、今までいるのがあたりまえだった子供たちが巣立っていくのはきっとさびしいに違いない。
贅沢を言ってはいけないが、これも世の流れなのだろう。

浅田真央選手とキム・ヨナ選手

平成22年2月25日(木)
春のように暖かい日々が続く。梅も咲き誇って桜の開花が待たれるような、そんな季節だ。折しも大学入試の真っ最中で、受験生は皆頑張っていることだろう。
冬季オリンピックももう終盤である。女子フィギアはどうなるか、とくに浅田真央選手とキム・ヨナ選手に世界中が注目している。キム選手の「オリンピックは何が起こるかわからない、優勝は神様が決めることだから気が楽です」という言葉は、真央選手の「全力でパーフェクトの演技をします」という言葉と対照的である。きっとキム選手はそう思うことで重圧をしのいでいるのだろう。本当に大変なストレスがあることだろう。才能のある人に与えられた責任なのかもしれない。われわれは楽しんで見ているだけなのだが。

危機

平成22年1月29日(金)
今週はブログどころではないが、あまり間があいてもと思い、簡単に記す。
広島市民病院へ毎日通っているが、新しく建て替えられて行ったのは初めてで、第一印象は大きな船のようである。それも世界を航行する豪華客船である。以前自分が入院していた時は、建て替え前だったので決してきれいとは言えなかったが、ずいぶん良くなったと思う。婦人科の病棟もすぐにはどこにあるのかわからなかった。建て替え後はここでお産をしたいという患者さんが増えたのもわかる気がするのである。

厳寒でもアシスト自転車

平成22年1月14日(木)
ここ数日、極寒の日々である。安佐北区では雪が積もっているという。この寒さの中を相変わらず自転車で通勤している。ダウンのジャケットは暖かくて、フードをかぶれば少々の雪やみぞれでも大丈夫である。手袋もスキーでも使えそうなすぐれものなのでノープロブレム。
前日の勉強会を兼ねた会合にも自転車で行って、ホテルの駐車場に置かせてもらったし、今日はクリニックの往復に加えて他2か所にも使い大活躍であった。アシスト自転車でなかったら、ありえないことである。問題は、酷使すると電池があっという間に無くなることである。夜、9時前に家に着くまでに電池が無くなりそうで、それが一番怖かったがあと30メートルのところで切れたので、ぎりぎりセーフ。もっと容量の大きな電池にすればよかった。

謹賀新年(平成22年)

平成22年1月4日(月)
謹賀新年。今日から診療開始である。
同じビルの内科と耳鼻科は明日からで、このあたりでは診療開始しているのはうちだけか?もっとも、昨年暮れに処置が必要だったけれど遅すぎて時間が取れず、ぎりぎり今日処置できたので開始してよかった。今年の正月は正味5日間の休みだったので、あまり正月という実感がなかった。基本的にはグダグダ、ゴロゴロしていたがこれが今年一年を象徴しているのかもしれない。なにはともあれ今年もよろしくお願いします。

ゆく年くる年(平成21年)

平成21年12月29日(火)
とうとう今年最後の診療日となった。あっという間に終わってしまった一年だった。振り返ってみると平穏な中にも結構変化があり、充実した一年だったと思う。
一日毎の積み重ねが一年であり、その集大成が一生だから大切でない一日はない。でも、つい気を抜いてしまうのが凡人なので、自分の場合連日気を抜いた日々だったと反省している。その分ストレスが少ない毎日であったが、本当はそれが一番なのだと思わないでもない。大みそかは、来し方行く末に思いを寄せながらゆっくり過ごすつもりである。とは言っても、行く末は大したことがあるわけではないので来年も地道にやって行こうと思う。

リホーム祝いの一日

平成21年11月24日(火)
先日、岡山の友人夫妻が長女夫婦と孫を連れて、改築祝いに来てくれた。娘も孫を連れて遊びに来たので、孫同士が大喜びで遊びまわっていた。後から娘の亭主も駆けつけてくれて賑やかな一日になった。
友人夫婦とは子供の年も近かったので、一緒に旅行したり親戚のようにつきあってきた。そして今、一歳違いの初孫同志が二人で大喜びで走り回っているのを見ていると、今までの色々な出来事が思い出されて感慨深いものがあった。同時にしみじみありがたいことだと思った。
昼前からビール、ワイン、冷酒、ウイスキーをちびちびやりながら、夕方6時ごろまで歓談した。楽しい時はあっという間に過ぎて行く。これからも皆、健康でいてほしいと心から思ったことである。

誕生日

平成21年11月10日(火)
今日はなんと!50ウン歳の誕生日である。月日が矢のように過ぎてゆくのを改めて実感する。小さい頃、大人はしっかりしていて、物事をきちんと考えて行動しているんだろうと、なんとなく考えていたが、成人しても全然変わらなかったし、今もたいして変わっていないと感じるのは、自分だけなのだろうか。
ともあれ今日まで大過なくやってこれたのは、実にありがたいことである。スタッフと薬局からそれぞれ花束をもらったし、カミさんと娘からもプレゼントをもらった。50歳を過ぎればおまけの人生だと思っているが、おまけもなかなかいいものである。今日も夜はおいしくお酒を飲んでゆっくり休もうと思う。