カテゴリー 日々是好日

結婚43周年記念日

令和7年5月16日
結婚43周年を記念して移転改装した「おお井」にカミさんと行った。毎年どこかの店を選んで行くのだが、今年はなじみの鮨屋で美味しい料理と鮨をつまんで、大将と話しながら祝ったのである。去年は料理屋「増田屋」、一昨年は鮨「良月」、令和4,3,2年はコロナのため家で祝った。令和元年は今はなくなった「桜梅桃杏(おうばいとうり)」、平成30年は今はない「ちまき鮨」、思い起こせば鮨屋と和食の店が多い。「良月」以外はコースではなく好きに注文できるので、腹具合にあった量になるのがいい。
店の名を覚えているのは「食物日記」を書いていたからである。昼は印象の残った店と料理を、夜は外食した店と内容をほぼ書いていたのでわかったのである。ついでに値段も書いているので昔と今の比較ができる。ずいぶん高くなった店もあればあまり変わらない店もある。大箱の店より家族経営かそれに近い店の方が好きである。それにしてもいろんな店に行ったものである。5月だけでも、もう夜5日外食している。だから太るのであるが仕方ない。いつ外食どころか食べられなくなるかわからないのだから。

八天堂でバーベキュー

令和7年5月9日
連休に松本に嫁いでいる次女が子供を連れて帰ってきたので、息子夫婦、長女夫婦とその子供たち全員で広島空港のそばにある八天堂でバーべキューをすることにした。飲みもの以外は全部そろえてくれるので楽であるが、野菜を切ったり肉を焼いたり切り分けたり結構大変である。総勢14人で行ったが予約できたのは午後1時30分だったので、それまで八天堂のパン作りを孫たちに体験させた。自分で焼いたパンを喜んで食べるのを見るのはうれしいものだ。牛肉の塊3個、鶏肉の塊沢山、ソーセージ、野菜色々を焼きながら飲み食いするのは楽しいものだ。孫たちが一堂に会することはめったのないことなので、このような機会の恵まれたのは実に幸運なことだった。
次女たちは2泊して松本に帰っていったが、長女の子供たちも我が家へ来て次女の子供たちと遊んでくれた。まことに仲良きことはいいことだとしみじみ思った。思い出に残るいい連休になった。

新緑の季節

令和7年5月1日
新緑のあざやかな季節になった。このところ20°cを超える日々が続く。比治山を散歩すると緑がいっぱいで森林浴をしているような気持になる。先日は比治山に登り、そのまま「そごう」まで歩いて藪そばへ行き一杯飲んでそばをたぐってきた。11時開店だがすでに何人も並んでいて開店と同時にすぐに満席になる。つまみが豊富なのがいい。天ぷらのある蕎麦屋はそんなにないので重宝している。キスの天ぷらとエビのかき揚げは特に好物で毎回注文している。菊正宗が飲めるのもありがたい。
夜はBSで録画しておいたドジャースの試合を見ながらハイボールを飲むのが至福の時である。昨日は大谷選手が第一球をライナーでホームランしたのは最高だった。大谷選手の活躍を見るのは楽しい。週刊新潮に大谷選手の兄・龍太さんが社会人野球の監督で日立杯の予選リーグに出ていて、時ならぬ大谷フィーバーが茨木県日立市起きていたと報じていたが、さすがに兄弟なのでよく似ている。龍太さんは気配り・心配りの人で選手からの人望も厚いナイスガイだそうだ。大谷選手の父母は素晴らしい子供たちを育てたものである。日本の宝だと思う。

日々是好日

令和7年4月18日
休日に久しぶりに「豚笑」に車で出かけた。最後に行ったのは半年くらい前だったが、開店に間に合うように早めに出かけた。福山市にあるとんかつの名店「豚笑」は午前11時開店、予約はとっていないので並ばないと入れない。大体10時30分頃から並びが始まり、10時50分くらいには20人を超えているので、席が確保できず入れない人が残る。入れない人は1時間くらい後に「席が空いた」と知らせてくれるシステムなのだ。それで、10時半過ぎに店の駐車場に車を停めたが、車の数が少ない。店の前に行ったが誰もいないので不思議に思ったら、なんと!1月からネット予約システムに替わっていたのである。確かにそのほうが客にとっては並ぶ必要がなくなるのでいいが、今までずっと予約なしで来たのでまさかと思ったわけである。仕方ないので急遽、うなぎの「竹馬」を予約したが、人気店はネットで確認すべきだと思った次第である。
以前に比べて旨いものを食べに行く情熱は衰えているが、まだしばらくはアンテナを張っていたいものである。

最近の通勤

令和7年4月11日
このところ自転車通勤はあまりしなくなった。なんとなく嫌になったのである。冬の寒い日など余計嫌で、カミさんに送ってもらうようになった。帰りはバスである。ありがたいことにバス停から家まで100メートルくらいなので楽だし、八丁堀のバス停まで歩くのは10分くらいで丁度よい。
もう20年くらい自転車通勤してきたが、そろそろ公共交通機関を使ったほうが安全だと思うようになった。なにより昨年11月から始まった飲酒自転車の罰則の決定が大きい。なにしろ飲んで自転車で帰るのは抵抗なかったし、おかげでタクシー代がずいぶん助かったのである。もちろん11月からは飲酒自転車は禁止である。以前は自転車通勤は気分を変えるという意味でよかったが、今の状態にもあっという間に慣れて今では朝は車、帰りはバスで快適である。家の近くのバス停にはセブンもあり、ヘビーユーザーの自分としてはちょっと寄って帰ることができる。今は自転車を使うのは1~2週間に1回くらいになった。これも世の流れだろう。

春が来た

令和7年3月21日
昨日は春分の日、暖かさが少しずつ増してきて今日はもう春のようである。梅は満開でもう散り始め、桜の開花が待ち遠しい。
先日、チケットを頂いたので崇徳中学高等学校グリークラブの定期演奏会に行ってみた。崇徳高校の男声合唱団は以前から有名で、素晴らしい演奏を聞かせてくれていた。以前にも一度聴きに行ったことがあるが、今回は女声も入っているのに驚いた。女声があるほうが音の広がりはいいのだが、男声だけの荒々しさ、繊細さはわからなくなる。でも、女声だけのステージ、生徒企画ステージ、広島オルフェン賛助ステージなど盛りだくさんの企画で充分楽しませてもらった。圧巻は卒業生合同ステージ(男声合唱)の組曲「月光とピエロ」だった。この曲を初めて知ったのは40年以上前の大学合唱団に所属していた時で、セカンドテナーで歌ったのである。作曲者清水修氏の重厚なハーモニーは学生たちの心を捉え、今でもステージに載せられている。
久しぶりに生の男声合唱を聞き、春のいいひと時を過ごせた。

三寒四温

令和7年3月13日
3月に入るとさすがに暖かくなってきて梅のつぼみもほころんできた。日曜日、某所にむさしの弁当を携え梅見に行った。天気が良かったので寒くなく、7分咲きの紅梅・白梅を楽しむことができた。梅見の場所はいくつかチェックしていて、時に応じて楽しむわけである。梅が終わると桜の季節で今から楽しみである。
2月は寒かったので自転車通勤がおっくうになり、カミさんに送ってもらうことが多かった。自転車に比べると実に楽で、帰りはバスを使うが自宅近くに停留所があるので快適だ。中央通りから乗るのだが、自分の乗るバス以外は混んでいて大変そうだが、大学病院行きはいつも座れるのがありがたい。このところ自転車通勤は週1~2回になっているが、暖かくなったらまた復活したいと思っている。毎日歩数計をチェックしているが最近は3千~5千歩くらいしか歩いていない。休日はできるだけ歩くようにしているが、なかなかはかどらない。困ったものだ。

料理の話

令和7年2月20日
学生時代は簡単な自炊をしていたけれど今は全く料理をしなくなっている。でも、やはり料理をすることも必要だと思って土井善晴「土井家の一生もん2品献立」を買って作り始めた。初めは「豚肉の生姜焼きと落とし卵の味噌汁」で、材料の買い出しから始めて何とか作ることができた。次はビーフステーキ、いんげんとキャベツの蒸しサラダを添えて、マグロのカルパッチョ、ピザ、スパークリングワイン、次は親子丼とわかめの味噌汁、初めてにしてはまあまあだったが、料理を作るのは結構面白いことに気付いた。しばらくはいろいろ作ってみようと思っている。以前、近藤文夫の天ぷらの本を買って天ぷらに挑戦したことがあったが、面倒なうえに揚げてすぐ食べないと美味しくないのに自分が食べられないのがイヤでやめてしまったことがある。それらも含めて改めて始めてみようと思っているが果たしてどうなるか。結構ハマったりして。

ウオーキング

令和7年1月28日
令和4年2月、コロナ感染で入院した後から脚力が落ちたように感じるので、できるだけ歩くようにしている。仕事があるのでなかなか歩数が稼げないが、毎日スマホの歩数計を見て少しでも増やそうと思っている。休日は比治山を歩いたり、買い物も市内中心まで歩いたりしている。部屋に踏み台を置き、昇り降り運動もする。いろいろやっていると少しずつ脚力が回復してくるのを感じることがあり、素直にうれしい。退院してパスタの店の掘りごたつ風のテーブルで、立ち上がるのが難しかったことがあった。市内電車に乗るときに足に力が入らず転んだこともある。今は大丈夫だが回復には時間がかかるものだと思った。
休日は1万歩以上、普段は6千歩以上歩きたいと思っているが天気によっては無理なこともある。父親は92歳になる直前に亡くなったが、90歳の頃から杖を突いてそろそろとしか歩けなくなっていた。足から衰えるというが、ウオーキングは脚力維持のためにも大切なことである。

週刊新潮

令和7年1月21日
毎週買って読むのは週刊新潮である。連載しているエッセイ・コラムも面白いものが多く、一通り読んで「うまいな!」と思うことがよくある。たとえば五木寛之氏の「生き抜くヒント」であるが毎週よく話があるなと思うが、レベルが保たれていて御年を考えればすごいことだ。今回は「川柳的正月風景」と題して面白い話を展開している。最後に金沢で目にした一句を披露している。「気に入らぬ風もあろうに柳かな」確かに名作だ。
里見清一氏の「井の中の蛙」もいい。緻密な頭脳とやさしさが感じられる医学を中心としたエッセイで、考えさせられることが多い。佐藤優氏の連載もいいし、燃え殻氏のエッセイも思わず読んでしまい「うまいな」と思う。渡辺明棋士と吉原由香里棋士の「気になる一手」もいつも棋譜を目で追って考え、回答を見る。坂上忍氏の「スジ論」は氏の硬質な意志と動物への愛情が感じられて必ず読む。桜井よしこ氏の「日本ルネッサンス」高山正之氏の「変見自在」も実に面白い。週刊新潮が好きだ。毎週読むのが楽しみである。