患者さんの取り違え

平成17年12月14日(水)
患者さんを呼んだ時に聞き違えして診察室に入ってこられることがある。めったにないし、話をすればすぐに間違いがわかるのだが、今日はヒヤッとした。同じ 症状で朝一番で来院された二人の患者さんのうちの一人が、自分の名前を呼ばれたと思って診察室に入られた。私も気付かずに症状を聴いて診察していて間違えていることがわかり事なきを得たのである。二人ともほぼ同じ症状、状態なのであった。いつも初めての場合は必ず「○○さんですね」と言って確認してから診 察するし、二度目以降でもたいていは「○○さん、今日はどうされましたか」と言うようにしているのだが、今回はあらかじめ症状を聞いていたので確認しなかったのだ。
あとでスタッフを集めて今回の経過を話して、患者さんの確認は自分も含め何度もするよう徹底した。診察だけであればまだ実害は少ないが、治療や薬を取り違えると大変なことになる。二重三重にチェックすることが大切だと痛感したのである。