生理不順は経過観察

平成17年12月9日(金)
先日来院された患者さんで、生理不順のため漢方薬を処方されて飲み始めたが、最近他県から転勤で広島に来たので同じ薬を処方してほしいという。診察したと ころ、生理不順の原因は生来の排卵が遅れやすい卵巣のためであり現在妊娠の希望がなければ特に毎月排卵させる必要はなく、そもそも対症療法しかできないことをお話すると薬を飲まずに経過を見ることになった。患者さんにとっては生理不順をそのままにしておいたら良くないのではと思って薬を飲むのだろうが、特別の場合を除いてそのままにしておいてもいいのである。意味のないことはしない方がよい。患者さんにとっては二重の負担になる。
やっと腰痛が治ったと思ったら朝からのどが痛く、風邪のようである。こんなことではダメだ、鍛え直さねば。