平成19年5月21日(月)
サッカーくじで1等5億数千万円が7本出たそうである。当選した人はまことにめでたいが、お金の流れを聞くといまさらながら腹立たしい。
サッカーくじも自治体等が行う宝くじと同じで、売上金の半分はスポーツ振興などの名目でお上がとりあげてしまい、還付金は半分しかない。どこの世界に買った時点で半額になるギャンブルがあるというのか。競馬でも7割5分が還付されるというのに。主催者にとってはこんな割のいい集金システムはないだろう。なにしろ半分しか返ってこないのに皆喜んでお金を払うのだから。もっとこのからくりを広く知らしめて、せめて競馬並みに7割5分は還付するように要求しないと、庶民は搾取されるばかりである。くじの経費は競馬や競輪と比べればほとんどただみたいなものだから9割返しても大儲けである。庶民が黙っていることをいいことにしてこの不公平なくじを平然と続けていることには断固反対すべきである。