日本産婦人科学会

令和7年6月6日
我が母校、岡山大学で先月、増山寿教授のもとで第77回日本産婦人科学会が開かれた。大学にとって本学会を主催することは名誉なことで、医局員をはじめOBにとっても誇らしいことである。
私が産婦人科に入局した時の教授は関場香先生で、その時も岡山で学会が行われた。次の教授工藤尚文先生の時も行われ、さらに次の教授平松祐司先生の時も主宰されたので、入局後4回目の主催をみることになったわけである。準備は大変だっただろうと想像するが、すばらしいことで心からの拍手を送りたい。
本学会のテーマは「不易流行」で、松尾芭蕉の俳諧理念の一つだそうである。不易とは時代を超えて変わらないもので、流行とは時代と共に変化しているもので、温故知新と言ったらいいのだろうか。今回もWEBで参加しているが、会長講演は増山教授の人柄が表された素晴らしいものだった。
1週間でいろいろな講演や発表、シンポジウムなどが視聴出来るので、空いた時間を見つけながら利用するつもりである。