「がんばれ!猫山先生」

令和6年3月29日
表題は、医師でマンガ家の茨木保氏が日本医事新報に16年間連載した4コマ漫画で、毎週届く度に真っ先に読むのがこれだった。残念なことに単行本全7巻までで終了したが、イケてない医者にエールを送りたいという思いが伝わって、いつもほのぼのとした読後感があった。
マンガは小さい頃からずっと愛読しているが、日本語の吹き出しは実にすばらしいと思う。まるで映画を見ているように絵と言葉がマッチして心地よい。愛読していたのはちばてつや作品で、ほとんど持っているが「おれは鉄兵」が一番である。高橋留美子の作品、特に「メゾン一刻」は素晴らしい。故小池一夫原作のマンガもいい。高校時代から読んで今でも買うのは「ゴルゴ13シリーズ」で50年以上になるが、そこまで続いていることに驚く。
いずれにしてもマンガ文化は我々に必要で素晴らしいものだと思う。