令和4年6月9日
表題は近藤誠医師の最新著書である。出版日付は2022年6月17日、まだ書店には出てないと思うが、ネットで手に入れることができた。内容は①ワクチン「副作用死」が一人もいない本当の理由②誰も教えてくれなかったワクチン接種の不都合な真実③すでに答がでているコロナ新薬の効果と限界④ここまでわかった感染する人、しない人の違い⑤過去からみえてくる変異の実態とウイルスの未来⑥世界の常識からかけ離れた間違いだらけのコロナ予防策⑦インフルエンザの教訓から学ぶコロナ禍との正しい向き合い方、からなり、終章として「僕はこの2年半、何を考え、どうしてきたのか」を忌憚なく述べている。
世界を相手に真実を追求し、論文を精査し納得できる理論を組み立て、人々に有用でない、むしろ害となる医療を受けないように警鐘を鳴らし続けている氏の著書は「患者よ、がんと闘うな」以来、その語り口のよさと相まって納得することばかりである。こういう人がいてくれるので「人間もまだまだ捨てたものではない」と思う次第である。