競争

平成23年11月23日(水)
寒くなってきたがあいかわらず自転車通勤している。もっともアシスト自転車なので、普通に走っていても他の自転車を抜いてしまうのでいささかうしろめたいような気がするが。でも中には負けん気を出して必死に漕いで抜き返していく自転車もある。抜かれたことで競争心が湧いて抜き返すのだろう。生物はこの「競争」があることで生き延びてきたのだと思う。
ヒトは一回の射精で億単位の精子を放出するが、これらの精子は先を争って卵子に殺到し、そのうちの1匹が卵子の中に入ることで受精が成立する。まさに数億分の1の確率である。これも競争によって勝ち残った強い精子と合体することで、より強い子孫を残すという生き延びるための仕組みなのであろう。