平成19年8月28日(火)
昔から手相、人相などの占いを信用していなかった。でも、いつの頃からか手相はともかく、人相はその人物を表していると思うようになった。特に人は中年以降になるとそれまでの生きてきた内容が顔に表れてくる。だからどんなに取り繕っても、しばらく話をするとその人となりがわかってしまう。さらにいえば、直接話をしなくても表情や話し方からでもある程度のことはわかると思う。
今回の参議院選挙で当選した議員の中には、どうみても国会議員にふさわしいとは思えない人もいた。もちろん会ったことも話したこともないけれど、マスコミに露出することの多い人なのでテレビに映る人相からそう感じたわけである。多分多くの人もそう感じたと思うが、選挙では知名度が高ければそれだけで当選するという民主主義(自由選挙)の最大の欠点があらわになったということである。民主主義はともすれば衆愚政治に陥りやすいが、独裁政治よりはましである。多少間違った選択をしても、時が解決してくれることだろう。