分娩施設の新規開業

平成18年9月20日(水)
9月から10月にかけては祝日が多く、日曜と祝日しか休めない当院にとっては珍しく!連休が続くことになる。今度の連休には最近四国で開業した同期の友人 の施設を見学がてら遊びに行こうかと思っている。彼の方がやや年下とはいえ50歳を過ぎてのお産の施設の開業は正直大変だろうと思うし、同時にすごいパ ワーだとうらやましくなる。かつて病院勤務の頃の2~3日に一度の産直は正直、つらかった。たいてい夜中にお産があり、翌日は通常勤務なので寝不足と生活 のリズムのくずれで、このままの生活を続けていってはたして体が持つだろうかと不安だった。
医師以外のスタッフは勤務時間が決まっていて、夜勤のあとは一日休みとか少なくとも16時間は勤務がないのに、なぜか医師だけは休みなしなのである。しか も寝てない翌朝に限って過密スケジュールのことが多い。当時はまだ若く元気がよかったからできたが、いつまでも無理がきくわけではない。そして医師一人で お産の施設を開業するということは、24時間いつでも一人で対応するということである。すごいことでまさに脱帽せざるを得ない。