カテゴリー 日々是好日

懲りない日々

平成31年4月19日
この季節になるといつも胃の具合が今一になって、アルコールを控えるようになる。何かの会合でつい飲み過ぎてしまって普段なら何日か控えれば回復するのに、飲む機会が増えると飲んでしまって回復に時間がかかるようになる。今までに何度も繰り返しているのに今また同じになっている。春になると桜も咲いて気分が浮かれてつい飲み過ぎてしまうのである。毎度懲りないことである。
胃の具合が今一の時の定番は、昼食をうどんにすることである。いつも利用しているのが「讃岐屋」で、カレーうどん・特えび天うどん・天ざるうどんのどれかを食べる。「太閤うどん」にも行くが、ここではカルボナーラうどんしか食べないので調子が悪い時には行かない。ちなみにこれはカルボナーラとうどんのコラボでしっかり旨い。ここ10年ぐらい、だいたい年に1~2回は同じことをくりかえしている。元来、胃が悪くなったことはなかったのにこうなるのはアルコールのせいだと思うが、食事をおいしくするために欠かせないのもアルコールである。困ったものだ。

花見日和

平成31年3月29日
すっかり暖かくなって桜も咲き始めた。昨日は午後から休診なので平和公園を望む元安川河畔のベンチでビール、弁当。桜は2~3部咲きといったところだろうか、日差しも頃合いでじつに気持ちがよかった。ハトが寄ってきたのでつまみにしていた枝豆をやると、どこからともなくいっぱい飛んできてハトだらけになった。これと同じ風景があったことを思い出して後で調べてみると、5年前の診療日誌に場所はやや違うが同じようなことを書いている。今回はスズメの方が多く集まってきた。ハトよりもエサを取るスピードが速い。だから生き残ってきたのだと納得。さらに白鷺が一羽降りてきて目の前をゆっくり歩いてしばらくたたずんでいた。通りがかった外国人観光客が喜んで写真を撮っていたが、のんびりした平和な風景である。このような気持ちのいい時間を過ごすことができたのは、本当にありがたいことだと思った次第である。

なつかしいもの

平成31年3月22日(金)
学生時代に一時所属していた男声合唱団で歌った「子どものうた」をふと思い出して、そのときの楽譜を探してみた。当時は謄写版で自分たちで刷って使ったもので、押入れの奥の段ボール箱に入れていたはずだと探してみた。小学生たちが書いた詩に曲を付けたもので、子供たちの本音が見えて定期演奏会の面白いステージになった。たとえば「たいそう」は「たいそうのじかん せんせいがシャツいちまいで むねをはりなさいというちゃった シャツにおちちがうつった ふくれたうえにもうひとつ ちっちゃこいまるこいもんがついとった」これをラジオ体操第1のピアノ演奏に合わせて歌うのである。「お金持ちのお客さん」では「お金持ちのお客さんがきやはった お母ちゃんはとっきゅうでええふくに着がえて そうでございますねえとすましたはる お母ちゃん京都べん使いよし むりして東京べんつこたらおかしいわ お客さんも京都の人やんか」他にもたくさんなつかしい楽譜がでてきて当時のことを思い出して、これらを捨てなくてよかったと思った次第である。

「産前産後のメンタルケア」

平成31年3月15日
医療法人愛育会福田病院、河上祥一院長による表題の講演があった。福田病院は熊本市にあるお産を中心にした病院で、100年以上の歴史を誇る。平成30年のお産の数は3900を超えているという。中四国で一番多い施設でも2000ぐらいだろうから、おそらく日本で一番多い病院ではないだろうか。産婦人科の医師は18人、当直の翌日は休めるようにしているそうである。外来は6診まであり、大勢の妊婦さんの診察ができるようにしている。外国にはこのようなメガ施設がたくさんあるけれど、我が国では多いところでも1000ぐらいで、個人の施設ではもっと少ないところも多いがその分、それぞれきめ細やかな対応をしている。ちょうど大きなホテルと旅館のようなものだろうか。
産前産後のメンタルケアであるが、我が国では妊産婦死亡の第1位は自殺である。それだけ産科医療が成熟してきたわけである。つまり、お産が原因で亡くなるのは全国で年間50人ぐらいまでで自殺の方が多くなったのである。つい100年ぐらい前までは300お産があれば1人の母体死亡があったことを思えば隔世の感がある。世界の中ではまだそのような国もあると聞くが、我が国はメンタルケアが最も大切になるほど産科医療は良くなっているということである。その分、産科医に重い責任がかかり、昼夜の別なく働くストレスから、産科志望の医師が減っている現状がある。妊産婦だけでなく産科医のメンタルケアも必要ではなかろうか。

伊武雅刀のCD

平成31年2月14日
YMOスネークマンショーのCDを聴いていたら伊武雅刀のCDを聴きたくなった。「伊武のすべて」のタイトルの2枚組を持っているので久しぶりに聴いてみた。20代のころ初めて聞いたスネークマンショー「咲坂と桃内のごきげんいかが123」での小林克也との掛け合いの面白さに惹かれ伊武雅刀のファンになったが、氏は声優よりも俳優としての地位を固めていい味を出している。声優としては「宇宙戦艦ヤマト」のデスラー総統、「こち亀」では大原部長、テレビ番組の「空から日本を見てみよう」ではくもじいを担当しているが、声の良さと何とも言えない味はぴか一である。
CDのトップは1983年に発売された「子供たちを責めないで」で、サミー・デーヴィスJrの同名の曲を日本語に吹き替えたものであるが、そのままでは面白くないということで、当時の若手の放送作家に作詞してもらいラップ風にして評判を得たものである。冒頭の歌詞は「私は子供が嫌いです。子供は幼稚で礼儀知らずで気分屋で~甘やかすとつけあがり放ったらかすと悪のりする…」なので初めはシャレのわからない人たちから「本当に子供が嫌いなのか」と言われたらしいが、よく聞くとそうでないことがわかる。一度聞いたら忘れられない名ラップであるが、この若手放送作家の名前は秋元康だった。さすがであるが当時いろいろやって楽しんでいる空気が伝わってくる楽しいCDである。

運動不足

平成31年1月25日
このところ体を動かすことが少なくなっていて運動不足を痛感している。元来、体を動かすことは好きでいつも何かやっていたけれど、腰痛のためにゴルフもテニスもやめてしまい、今は毎日の自転車通勤と3キロの散歩だけである。時々無性に体を動かしたくなるが、なかなか思うようにいかない。スポーツはつい無理をしてしまうので、いまさら新しく始める気はないしスポーツクラブも人工的で嫌だ。今考えているのは農作業のようなことで、野菜作りなどは適度な運動と収穫など結構楽しめそうである。農家の子なので幼い頃から田植え、稲刈り、畑仕事などはあたりまえのようにやってきた。体が覚えているので始めればできるに違いないが、問題は場所である。比較的近いところに手ごろな土地があればいいのだが、こればかりは簡単には手に入りそうにない。農家出身の自分としてはそれぞれの土地は先祖代々受け継いで管理してきたものだから、めったなことでは人に渡さない(売らない)ことがわかる。借りるという方法もあるが、なにかしっくりしない。困ったものである。

ステーキを焼く

平成31年1月18日(金)
ステーキはいい肉が手に入ったときに自分で焼くのが楽しみなのだが、うまく焼くのは本当に難しい。毎回、反省点があり改善しようとするけれどこれでよいと思ったことがない。ネットや料理本などを参考にしてもなかなか思うように行かない。基本は塩コショウをして表面を強火で短時間焼き、後は弱火で蒸すように焼くのだが、火の通り具合の判断が難しく満足することが少ない。プロの焼いたステーキはどれも旨いが、最近食べた中ではメゾンドシェフのステーキがぴか一だった。この店はどの料理も丁寧に作っていて実に美味しいのだが、福山にあるのでめったに行けないのが残念である。
このようなプロの味は望むべくもないが、少しでも美味しいものを作りたいので工夫するわけである。肉専門店のレシピに従って、このところソースを追加するようにしている。焼いた後の肉汁にみりんと醤油を加えて作ったソースはなかなか好評である。酒を加えるともっといいかもしれないとか、もう少し余熱でじっくり蒸らしたらどうだろうとか考えると楽しい。書いているとステーキが食べたくなった。

謹賀新年(平成31年)

平成31年1月4日
明けましておめでとうございます。
いつものように1月4日から診療開始である。クリニックとしては、従来通り患者さんの負担を少なくして必要な診察・治療を的確に行うという姿勢で診療をすることは変わらない。今年もいろいろなことがあるだろうが、皆さんに喜んでもらえるように頑張りたいと思う。
今年はどんな年になるのか、おみくじでは大吉だったけれど何か大きな変化があるのではないかと心配している。特に社会的な出来事(政治・対外的なことも含む)で何かが起きるのではないだろうか。この予感が杞憂に終わればいいのだがどうだろう。いずれにせよその際には、正確な判断と的確な対応ができるように日頃からの準備と覚悟が必要である。
新たな元号が何になるのか期待を込めつつ、今年も良い年になりますように。

平成30年を振り返って

平成30年12月28日
今年ももうあとわずかになった。平成の年は今年で終わり、来年の5月からは新たな年号になっていることだろう。平成9年に開業して21年、ほぼ平成の時代と共に診療してきたが、今上天皇の即位が少し高齢だったので平成の時代は短いだろうと思っていたが、結局は長く続いたのは喜ばしいことである。
明治・大正・昭和の時代は海外との戦争があった。特に昭和時代はアメリカに徹底的にやられて、米国の従者になり下がってしまったが、本来の勤勉さと努力で経済的には安定した国になった。近隣諸国との軋轢はあいかわらずあるが、「戦争」状態にはならずにすんでいる。歴史的にはこのような時代は珍しいことなので、次の元号になったらどうなるかわからない。我々はその覚悟をしつつ日々の仕事や生活をしていかなければならない。
今年一年も多くの患者さんに支持していただき、従来通りの診療ができたのは幸運だった。いろいろなことはあったが、来年も細心の注意を払ってやっていきたいと思う。
今年の仕事納めは12月30日(広島市当番医)です。良い年を!

日本語と英語

平成30年12月21日(金)
以前、英語ができるようになりたいと思って30日特訓、45日特訓というのをやってみたが全くダメだった。やはり日常的に英語を使う環境にいなければできるはずもない。世界の言語の中では日本語と英語は最も離れた言葉だそうである。
米国の国務省が海外に駐在員を派遣する時に事前にその国の言語を習得させるが、難しさに応じて4つにグループ分けられるという。第1グループ(フランス語、ドイツ語、スペイン語など)は英語に一番近いので習得時間が最も短く設定してある。第2グループ(ギリシャ語、ヒンズー語、インドネシア語)がその次で、第3グループ(ロシア語、ヘブライ語、トルコ語)と難易度が増してくる。最も習得時間を多く設定しているのが第4グループ(日本語、中国語、朝鮮語、アラビア語)で、第1グループの480時間に対して2400~2760時間もかかる。その中でも最も時間がかかるのが日本語だという。逆に言えば日本語圏の我々にとっては英語を習得するのは最も難しいということになる。
英語の文章を読むことはなんとかできても、聞くことと話すことはその環境にいなければ無理だと思った次第である。