令和4年1月26日
「今さら聞けないコロナとワクチンの話」と題した長崎大学医学部小児科、森内浩幸教授の講演があった。ウイルスの基本の話からコロナウイルスについての説明、新型コロナウイルスの変異、ワクチンの効果、現在流行っているオミクロン株についてなど、タイムリーな話で興味深く聞いた。自分の理解していることと違いがあるかどうか考えながら聞いたが、あまり変わりがなかった。
武漢コロナ~新型コロナについての本はいろいろ読んでみたがウイルス感染は防ぐのは難しく、変異して弱毒化して皆が抗体を持つまでは収まらないようである。アジア人、日本人は昔からコロナウイルスにさらされ続けてきているので、しっかり抗体を持っている。だから欧米であれほどコロナによる死者が出ているにもかかわらず、インフルエンザ並みの死亡数で済んでいる。ここへきて感染力の強いオミクロン株に置き換わってきたが、この株は肺炎を引き起こす率はインフルエンザ並みなので、ある意味自然のワクチンのようなものだと思う。最後にフロアからの「実際のところどうなるとお考えか」に対して「2月いっぱいで自然に収まるのではないでしょうか。ワクチンの追加接種は間に合わないかもしれません」と言う言葉には大いに賛同した。