月別記事一覧 2022年1月

WEB研修会

令和4年1月26日
「今さら聞けないコロナとワクチンの話」と題した長崎大学医学部小児科、森内浩幸教授の講演があった。ウイルスの基本の話からコロナウイルスについての説明、新型コロナウイルスの変異、ワクチンの効果、現在流行っているオミクロン株についてなど、タイムリーな話で興味深く聞いた。自分の理解していることと違いがあるかどうか考えながら聞いたが、あまり変わりがなかった。
武漢コロナ~新型コロナについての本はいろいろ読んでみたがウイルス感染は防ぐのは難しく、変異して弱毒化して皆が抗体を持つまでは収まらないようである。アジア人、日本人は昔からコロナウイルスにさらされ続けてきているので、しっかり抗体を持っている。だから欧米であれほどコロナによる死者が出ているにもかかわらず、インフルエンザ並みの死亡数で済んでいる。ここへきて感染力の強いオミクロン株に置き換わってきたが、この株は肺炎を引き起こす率はインフルエンザ並みなので、ある意味自然のワクチンのようなものだと思う。最後にフロアからの「実際のところどうなるとお考えか」に対して「2月いっぱいで自然に収まるのではないでしょうか。ワクチンの追加接種は間に合わないかもしれません」と言う言葉には大いに賛同した。

3か月処方

令和4年1月19日
数年前に厚労省より「処方は1か月にするように、長期処方はだめである」とのお達しがあった。それまでは、更年期症候群や月経困難症の人たちにホルモン剤、ピルなどの処方をできるだけたくさんするようにしていた。症状が安定しているのなら、来院する回数が少ないほうが患者さんの負担も少なくて済むと思っていたからだ。
厚労省のお達しに背いて長期処方をしたら、多くした分の薬代、薬局の調剤料など、全部医師が被らなければならないのである。仕方がないので2か月ならおとがめなしだろうと2か月処方にしたが、患者さんから「もっとたくさん出せませんか」と言われることがあった。コロナ禍になってからむしろ長期処方にしたほうがいいという風潮になっているが、正式なお達しがないのでそのままにしていた。でも他の医師たちに聞いてみると、3か月処方にしても何も言われないという。それで、当院も3か月処方に切り替えることにした。大丈夫なのか少し心配である。

天下の愚策

令和4年1月12日
オミクロン株の感染者が増えたとの理由で、広島県と岩国市等に蔓延防止対策が発令された。原因は米軍基地のある沖縄と岩国の基地内で流行していて、周辺に広がっているからとのこと。ならば、米軍基地に外出禁止などの措置を要求するのが第一で、自国民に意味のない我慢を強いるのは筋が違うだろう。あとでわかったことだが、知事は米軍基地に自粛を要求していたようである。基地側が要求を実行したかどうかはわからない。
そもそもオミクロン株の感染はほぼ「ただの風邪」である。これは南アフリカ、インド、イギリス、アメリカの状況を見ればわかる。むしろオミクロンというただの風邪の免疫に置き換わったほうがいいことは、素人でもわかることだ。にもかかわらず、〇〇の一つ覚えのように、マンボウだと。オリンピックの時の緊急事態宣言が何の役にも立たなかったことが第5波でわかったはずなのに。施政者はトータルで物事を判断し、たとえその時にどんなに非難されても命がけで事に当たるべきである。その点、英国の首相などは、ウイズコロナで一貫している。
一生懸命頑張ってきた飲食店をはじめ様々な業種の人たちに、またもや多大な犠牲を強いるような指導者は不要である。

謹賀新年(令和4年)

令和4年1月4日
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今日から診療開始、正月休みは5日だけだったので普段とあまり変わらない。昨年暮れ頃から街には若い人たちが増えてきたようで、流川あたりもだいぶ活気が出てきている。いいことである。政府、特に厚労省の無策のために、国民は長い耐久生活をさせられてきたが、ここにきて国民もコロナは我々にとってただの風邪に近いことが、本能的にわかってきたのだと思う。O株こそただの風邪なのだから、さっさと5類感染症に指定すればよいのである。でも事なかれ主義の厚労省も、何もしない分科会のO氏も相変わらずエビデンスを示さずに同じことしか言えないのだろう。
ともあれ、今年こそいい年になりますように。