平成23年12月16日(金)
流産手術と中絶手術は月によってバラつきがあるが、当院は場所柄か中絶手術の希望は毎月そこそこある。でも流産手術は月によって異なりあまり多くないのが常であるが、今月はなぜか多い。以前勤めていた病院はお産が月に60以上あったので流産手術も多く、月平均15~20はあった。当院は分娩施設ではないので妊婦健診は多くはないにもかかわらず、今月の流産手術の多さはどうしたことだろうか。
流産手術と中絶手術は手順は全く同じであり、異なるのは前者は保険適応なので患者さんの負担が少なくてすむことであり、後者は保険外なので一定の金額が必要となることである。また、流産手術は配偶者やパートナーの同意がなくてもできることと、母体保護法指定医でなくても医師であれば手術できることである。
寒い日が続くけれど無事に妊娠が継続して、流産の患者さんが減ってくれますように。