日付別記事一覧 2010年10月1日

中国との関係

平成22年10月1日(金)
先週から尖閣諸島での中国との摩擦が問題になっているが、歴史的にみて日本が中国、朝鮮、ロシアといい関係であったことはない。中国との関係では、古より朝貢外交か関係断絶か戦争状態の歴史しかない。きちんと相手との距離感を持って対等に接したことはないのである。戦後は贖罪外交しかしていないから、現在の状態になっても仕方がないのだ。
島国で他国と接することがなかったわが国は、他国との付き合い方がわからないのだから、長い目で見た真の専門家を育てないと仕方がない。その任である外務省も昨今のていたらくを見れば今だしの感は否めない。できないのならできるようにしなければ、世界の中で生き残れないのは当然である。わが国には優秀な人材が多いのだからどんなことをしてでも自国の利益を守れるようにすべきである。
外交には武力という後ろ盾がなければ意味がない。いつまでも「平和」の題目だけ掲げて現実を見ないのはやめて、冷静に必要なことを準備していかないと、この国はなくなるかもしれない。そうなったら今まで頑張ってやってきた先祖に申し訳ない。マスコミはずいぶん日中友好を垂れ流してきたが「憲法改正」とか「核武装」とか言っただけで大騒ぎしてどうするのだろう。