月別記事一覧 2010年6月

メタボ対策

平成22年6月29日(火)
ここ数日、アルコールを控えているので寝つきがよくない。もちろん睡眠が不足しているわけではないので、体調はむしろいい。しかも意識的にカロリーを控えているので、体重も減っているように感じる。巧まずしてメタボ対策をしていることになる。
夜はサッカーと録画しているウインブルドンテニスがあるので、全部観るのは結構大変だ。この年になるとしっかり寝ないと次の日がこたえる。高血圧を契機に、生活全般の見直しをせざるを得ないようだ。まだまだやりたいことはあるので、くたばるわけにはいかないのだ。とは言え、根気がないので、この節制がいつまで続くかわからない。血圧が安定してくれれば元の生活に戻ってしまうことは、火を見るよりも明らかである。

ワールドカップ

平成22年6月25日(金)
今日は朝からサッカーの報道で盛り上がっている。W杯でデンマークに勝って決勝トーナメントに進出できたからだ。実は深夜目覚めたのだが、試合は録画しているし後で見ればいいやと思って寝てしまったらなんと!勝っていたとは驚きである。
このところわが国には景気のいい話が全然なくて、中国からはバカにされるし米国とも今一つうまくいかない、経済も落ち目だし、政治はもっとダメで皆が自信をなくしていたので、喜びもひとしおなのだろう。実際、スポーツは勝ち負けがわかりやすく、昔から戦争を回避するガス抜きの面もあったのではないかと思う。まだまだサッカー熱は続くだろう。

老化と治療

平成22年6月16日(水)
梅雨入りしたが、W杯でカメルーンに勝ったので大騒ぎである。にわかサッカーファンが増えるだろう。岡田監督も試合前は散々な評価だったのが、一夜で名監督になった。まことに勝負の世界は「勝てば官軍」である。
宮崎の口蹄疫の封じ込めはなかなかうまくいかないようだ。そういえば新型インフルエンザの流行も、防ぐことはできなかった。政府もできないことは約束しない方がいい。それより防げないことを前提に、被害を最小限にするような対策を考えた方がいいと思う。感染していない牛まですべて処分するのは、間違っていないか。食料にしてこその肉牛である。
「がん撲滅」などとできもしないことを言わない方がいい。さらに言えば「老化」を病気にしない方がいい。いま「生活習慣病」と言われている病気?は、ほぼ「老化」による状態の変化である。かつて「成人病」といわれていたのがいつの間にか「生活習慣病」といわれるようになったが、実態は「老化」である。近藤誠氏が警鐘を鳴らしているが、完全に無視されている。昔から権力者をはじめ人々は、老化を防ぎ、永遠の命を手に入れようとしてきたが、ことごとく失敗した。現代医療費の多くは、この「老化」の治療費である。苦しい状態や痛みに対する緩和は絶対に必要だが、「老化」そのものは治療の対象にすべきではない。それらの費用は介護にまわすべきだと思う。

知らぬが仏

平成22年6月9日(水)
わが国は地震予知の研究に2,200億円つぎ込んでいるというが、いまだに正確な予測はできないそうである。山本夏彦氏の晩年の著書に「人は明日のことがわからないから枕を高くして眠れるのだ」というエッセイがあるがそのとおりである。もし、未来がすべてわかってしまったら、生きていく楽しみがなくなってしまう。
人間ドックは、自分の体のどこかに異常があるかどうかを調べるために考えられたシステムである。意味がないことは以前から述べているとおりであるが、仮にすべて正確にわかって「あなたは3年先にこれこれの病気になり、これこれの治療をすれば一旦治る。ただし6年後に別の病気になって何月何日に亡くなる」なんてことになったら、何の楽しみがあるだろう。
予測とは突き詰めればそういうことである。やはり山本翁の言うように、知らぬが仏で生きて行くほうがいい。地震予知や人間ドックにお金をつぎ込むのも考えものである。

ストレスと血圧

平成22年6月3日(木)
盆の休みに静脈瘤の手術をすることに決めたら、不思議なことに血圧が少し改善してきた。自分では気付かなかったが、けっこうストレスになっていたのだろう。先週が最悪で、安静時にも信じられないくらい高くなっていたので、夜の会合に出席するのを止めてしまったほどである。
今週になったら、以前とあまり変わらない状態になったので、すべて今までと同じペースで日常生活を行っている。長い目で見れば徐々に悪化していくのだろうが、その頃はもう寿命だろうからこれでいいのだ。
健康に一番影響を与えるのはストレスだと思う。歴代の首相で突然亡くなったり、再起不能になった人たちは何人もいる。開業して1年足らずで亡くなった同僚もいた。すべてストレスが大きな誘因であったと推察される。心すべきことである。