平成19年9月29日(土)
アルコールに弱いくせに好きで、このところ冷酒がじつにうまい。イカの塩辛や塩うに(福井市、天たつの越前雲丹は絶品である)などをさかなに飲むと、しみじみ日本に生まれてよかったと思う。元来アルコールに弱いので多くは飲めず、少ない量で満足できるのはありがたいことである。初めに飲むのは「とりあえずビール」で、特に汗をかいた暑い日に飲むと、ビールを発明した人にはノーベル賞をあげても追いつかないと思えるほどうまい。
父親はアルコールを受けつけない体質で、実家には酒というものがなかった。たまに「赤玉ポートワイン」と「養命酒」があったように記憶しているが、なにしろ酒に縁のない家だったと思う。それが我が家にはビール、発泡酒、冷酒、ワイン、ウイスキー、焼酎など一通りそろっているし、みな勝手に飲んでいるようである。特にビールと日本酒の消費が多いのは好みから当然である。いつまでおいしく飲めるかわからないが、できれば永く飲んでいたいものである。