日付別記事一覧 2004年11月22日

「縁」という言葉

平成16年11月22日(月)
「縁」という言葉は非常に深い意味を持った日本語である。おもに男女の間をはじめ人間関係で使われるが、就職活動でめざす会社に入れなかった場合でもその会社に縁がなかった、というふうに使われるし、そのほか色々な場面で使われてぴったりする言葉である。どんなに愛し合ったカップルでも別れてしまえば「縁」がなかったということだし、社内で頑張って上のポストを狙っても本人の力とは関係ない理由でだめなこともあり、こういう運も含めたもろもろの現象をまとめて「縁」というのである。もともとは仏教の言葉で、原因によって結果を生じるがその原因を助成するさまざまな要因のことを「縁」といったようだ。
なにげなく使っている言葉であるが、考えてみると実に深い意味があるものだと改めて思った次第である。