平成16年8月7日(土)
我が家には「まろ」という名のラブラドールが1/4入った雑種の犬がいる。今3歳だが、人なつっこくて少し抜けているところが大いに受けていて、皆にかわいがられている。ちょっと目には怖そうだがいたって友好的で、すぐにすり寄ってきてなでてやるとゴロンと横になり前足をまげて後ろ足を開く。「おいおい、お前はメスなんだから足を開くのはやめなさい」と言っても聞く耳を持たない。なでるのをやめると前足をのばしてもっとなでてくれと要求する。甘えきっているのだ。
玄関の近くにつないでいるので、夜遅く帰って来る時はあいそをしてくれる。口からアルコールのにおいがするからか、前に座ると両前足を私の肩にかけて私を動けないようにして、顔中をペロペロと舐めまわしてくる。しっぽはちぎれるほど振っている。酔っている時は思わずこちらも舐め返してやるといやそうな顔をする。充分舐めまわしたからもういいだろうと家へ入ると、「ガブッガブッ」と水を飲む音がする。いつもそうする。きっと私の顔が塩辛いのだろう。塩分補給の意味もあるのかもしれない。
私が「まろ」をかまうのは主にこの時だけであるが、うちでは家族全員大いに「まろ」に癒されているのである。