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ピルの処方をすすめる会

平成16年8月18日(水)
ピルの処方をすすめる会が中央で発足されるらしい。会を主催する先生から、会議に出席してくれるように打診があった。当院が広島ではピルを多く処方しているためらしい。全国から30人位東京に集まって話し合うとのこと。日曜日に日帰りはきついのと、その日は広島で産婦人科の地方部会があるために丁重におことわりした。趣旨は賛成であるが。
確かに日本ではピルの普及率が極端に低い。中には生理痛がひどくて、仕事を休まなければならなくても「ピルは怖い」と言って、鎮痛剤をたくさん飲んでじっ と耐えている人もいる。どちらの薬が副作用が強いかといえば文句なく後者であるのに。第一仕事ができず寝込むのは困るだろうに。こういう人に限って、漢方薬ならなんでも安全と思っている。いつも客観的なデータを示して説明するのだが、まだまだ難しいようである。

オリンピックが始まった

平成16年8月16日(月)
今日から診療開始である。昨日も時間外で診察があったので、休み明けという感覚はない。いつもと同じである。ただ日差しは少し緩やかになったように感じる。
オリンピックが始まった。日本は柔道と水泳で金メダルを獲得した。スポーツほど見ていて気持ちのいいものはない。勝ち負けがはっきりしてわかりやすいし、素直に喜べるからである。この時ばかりは、日頃日の丸や君が代がどうこう言う人も、日の丸が掲揚されるのを素直に喜ぶのではないか。我々は国がなければ平和もないし、生存できない。家がなければストリートチルドレンになるのと同様に、国がなければさすらいの民となる。それなのにその象徴である、国旗や国歌をないがしろにする人が少なからずいるのはなぜだろうか。
ともあれ今日もオリンピックを見るぞ!がんばれ日本!

盆休み

平成16年8月13日(金)
今日は盆なのでクリニックは休みだ。例年ならこの時とばかりどこかに出かけているのだが、今年はどこへも行かずのんびりするつもりである。でも家にいればそれはそれで結構することがある。
この時期の移動は混んでいるうえに値段が高いので、実に不経済である。でも休めるのは文字通り「盆と正月」だけなのだから仕方がない。我が家は子供が小さいうちはいろんな所に出かけた。「今しか行ける時はない」と思っていたからだが、今になって間違ってなかったと思っている。子供たちが大きくなると誘っても行ってくれないからだ。うれしくもありさびしくもあるが、いっぱい行っておいて良かったと思う。
当院は来週月曜日から開ける予定である。

何も起こりませんように

平成16年8月11日(水)
盆が近づくとやや人が減ったように感じるのは気のせいだろうか。今日は休み前にしては少ないように感じた。いつも休み前になると、子宮外妊娠を疑ったり、休みの間に症状の急変の可能性が少しでもあって心配な人がいるのだ。だからその可能性のある人は、普段なら病院に紹介せずに経過をみるような場合でも、わけを話して念のために紹介しておくことがある。
ほとんどは大丈夫なのだが、時には紹介しておいて良かったと思うことがある。たいがいが妊娠関連であるが、予測してないのに起こる時が問題である。携帯電話を常に手元に置いているが、遠くに出かけている場合は話を聞いても駆けつけることができない。治療が必要と思われる場合は、信頼できる病院に連絡して、わけを話して診察をおねがいするのだが、たいてい時間外だし患者さんにとってその病院ははじめてのケースが多いので紹介先のドクターに悪いと思うのである。
もし自分が逆の立場だったらイヤだろうと思うからだ。自分の病院の患者だけでも手一杯だろうに、よそにかかっている患者のめんどうを、それも主治医が休みでどこかに遊びに行っているのを頼まれるわけだからである。それを思うと、受けてくれるドクターにはいつも感謝している。
今年は何もおこりませんように。

暑い日でもしっかり食べる

平成16年8月9日(月)
暑い日が続く。こう暑いと食欲も減退するが、こういう時こそしっかり栄養補給して乗り切らねばならない。今まで食欲がないと感じたことはほとんどないが、嗜好は少しずつ変わってきた。つまり、肉大好き人間から、魚好きになってきたのだ。焼肉やステーキもいいが、鮨や魚料理もさらにいいと思うようになってき たのである。加えて野菜のうまさにも目覚めてきた。
うなぎも好物であるが、こってりした焼き方よりも上品な感じの方がうまく感じる。そごうの10階の「伊勢定」が好きだったのだが、今年正月過ぎて行ったらなくなっていた。また、立町に持ち帰り専用の美味しいうなぎ屋があったのだが、これも最近なくなってしまった。さびしい限りである。好みはあるだろうが、美味しいものは誰でもそう思うようで、これらの店がなくなって残念に思っている人が何人もいることがわかった。
食べられるうちが花なので、体重オーバーもなんのその、しっかり食べていくつもりである。

かわいい「まろ」

平成16年8月7日(土)
我が家には「まろ」という名のラブラドールが1/4入った雑種の犬がいる。今3歳だが、人なつっこくて少し抜けているところが大いに受けていて、皆にかわいがられている。ちょっと目には怖そうだがいたって友好的で、すぐにすり寄ってきてなでてやるとゴロンと横になり前足をまげて後ろ足を開く。「おいおい、お前はメスなんだから足を開くのはやめなさい」と言っても聞く耳を持たない。なでるのをやめると前足をのばしてもっとなでてくれと要求する。甘えきっているのだ。
玄関の近くにつないでいるので、夜遅く帰って来る時はあいそをしてくれる。口からアルコールのにおいがするからか、前に座ると両前足を私の肩にかけて私を動けないようにして、顔中をペロペロと舐めまわしてくる。しっぽはちぎれるほど振っている。酔っている時は思わずこちらも舐め返してやるといやそうな顔をする。充分舐めまわしたからもういいだろうと家へ入ると、「ガブッガブッ」と水を飲む音がする。いつもそうする。きっと私の顔が塩辛いのだろう。塩分補給の意味もあるのかもしれない。
私が「まろ」をかまうのは主にこの時だけであるが、うちでは家族全員大いに「まろ」に癒されているのである。

久しぶりの患者さん

平成16年8月4日(水)
今日は何年も来院していなかった人が多かった。久しぶりでも来院してくれるのはありがたい。思わず「その後お変わりありませんでしたか」と聞いてしまう。いつでも、いつまでも相談してもらえるような存在になりたいと思っている。だから、久しぶりでも来院して相談されるとうれしいのである。困った時にあそこへ行って相談すればなんとかなる、と思ってもらえればこれにまさることはない。

日々のあれこれ

平成16年8月2日(月)
雨が続くとこの間までの暑さがうそのようで、まさに干天の慈雨であるが、あまり続くとこれも困る。一昨日の夜は台風が広島に上陸したそうであるが、ちょう ど飲みに出ていた。こんな日は客が少ないだろうと思っていたが、あにはからんや、どの店も結構繁盛していた。わからないものである。
今日は朝から待合室のエアコンの調子がよくない。時々アラームが表示されるので、また点検が必要である。暑い日でなくてよかった。
若い女性の生理不順はよくみられるが、治療が必要なケースは少ない。多くは排卵障害によるものであるが、もともと排卵が不規則なケースと、ストレスなどによる一時的なものなどが大半で、前者ならそれこそなにもしなくてよいし、後者なら待っておれば回復する。ただ、早く妊娠したい場合は、排卵誘発剤を使って排卵を促す。排卵は妊娠の時は必要であるが、それ以外のときはそれほど問題になるわけではない。排卵がなくても必要なホルモン量が分泌されていれば大丈夫なのである。

エアコンの故障

平成16年7月29日(木)
暑い日が続き、エアコンがなければ一日も過ごせそうにない。以前クリニックのエアコンが故障したことがあり、困ったことがあった。クリニックのエアコンは全部で7台あり、2系統に分かれているのだが、そのうちの1系統が故障したのである。幸い待合室の方の系統は大丈夫だったのだが、かなり不便であった。それにしても今年の夏の暑さは異常である。これが天変地異や政情不安の前触れでなければよいが。
言葉の問題。以前この日誌に「正鵠を得る」と書いたことがある。あとで、「?」と思って辞書を調べてみたら「正鵠を射る」が正しく、「正鵠を得る」も併記 してあった。とりあえず誤用ではないらしいが、汗顔の至りであった。言葉は難しいが、私は昔の漢文調の言葉が次第に好きになっている。年の所為か。

字が下手で困る

平成16年7月27日(火)
最近の紹介状や返事はワープロによるものが多くなった。確かに読みやすく、バックアップもし易い。ただ、診察中に書くのはどうしても時間がかかり手書きになってしまう。手書きだと字の拙さがわかってしまう上に読み取りにくい個所もあるかもしれない。
以前病院に勤めていた頃は、他の医療機関からのたくさんの紹介状とともに院内の他科からの紹介状もあり、またワープロの紹介状は少なくほとんどが手書き だったこともあって、色々な字を見ることができた。ある先生はうまくはないが丁寧だったり、ある先生はまさに達筆で日頃の印象が5割方アップするように感 じたり、あの優雅な先生がこんな字をと思ったりさまざまであった。
あるえらい先生はとんでもない悪筆で、紹介状の内容がほとんど読めないのである。縦にしたり横にしたり、ためつすがめつ眺めてみるがさっぱりわからない。仕方がないので患者さんに全部くわしく聞いてみるのだが、肝腎の検査の結果などは本人もよくわかってないし、第一どんな検査をしたかがとぎれとぎれにしかわからない。その先生は開業医であったが、院内のスタッフはカルテの字が読めたのだろうかと思っていた。同僚の医師に聞いてもやはりその先生の紹介状は読めないようで、困っている様子だった。
このようなこともあり、字は下手でも読めるのが一番と思っているが、礼状などを書く時はさすがに字の練習をしておけばよかったと後悔するが、いざ練習をするとなると面倒でやらない。かくして何時までたっても字が下手なままなのである。