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高血圧発覚

平成19年5月28日(月)
先週、たまたま血圧を測ったらかなりの高血圧で怖くなって同じビルの循環器専門の先生に診てもらった。
診察の結果、確かに高血圧だが心臓や頸動脈にはあまり問題ないのでとりあえず1週間朝夕血圧を記録するよう言われ、早速血圧計を買って帰った。減塩、軽い運動、ストレスの緩和などを示唆されたのでアルコールは減らし、通勤は自転車にしてできるだけ散歩をすることにした。家系的には高血圧はいないと思うので、原因はストレス(自分ではあまり思わないのだが)、アルコール、肥満、運動不足だろう。特に後の3つは自分でも確実にあると思う。年を取ると無理がきかず、体の悪いところばかり増えてくるのは困ったことである。それでも朝夕血圧を測っているとその値の変化が結構面白く、血圧測定に病みつきになりそうである。
学生時代所属していた男性合唱団の合宿の食事時にはいつも全員で歌を歌ってから食事を始めるのが常であった。曲は「線路は続くよどこまでも、、」のメロディーで「ごはんだごはんだ、さあ食べよう、、」と歌うがよくハモるので気持ちよく、他の学生達や客の驚いた顔や拍手(顰蹙?)が快かった。血圧を測りながらそのことを思い出して思わず「血圧、血圧、さあ測ろう、、」と口ずさみながら測っている。

金沢と京都

平成19年5月7日(月)
連休を利用して金沢、京都に行ってきた。金沢は歴史を感じさせるしっとりとした町で、さすが加賀百万石の城下町である。この地は戦災にも会わず兼六園をはじめ武家屋敷も保存されており、風情があった。ちょうどほたるいかと白えびの旬だそうで期待して行ったが、残念ながら白えびは当日の魚市場には水揚げがなく食べられなかったが、ほたるいかの沖漬けは絶品であった。
京都はなんといっても我が国の歴史の中心である。御所があり名刹が目白押しである。食事もおいしく、老舗の道具や菓子などいい物がいっぱいある。日本中で最も人気ある観光地であるが、問題は人の多さだ。実際、京都駅は言うまでもなく、河原町から錦市場あたりまで人の波である。連休なので特に人出が多いようで、時期を選ばないと人を見に行くようになってしまう。今回は下調べをして行ったので食事は満足できたし、レンタサイクルで鴨川べりを散策したのもよかった。有名料亭に行かなくても、デパートで老舗弁当を仕入れて缶ビールを買い鴨川の河原で食べれば結構な昼食になる。
この三日間は天気も良く、結構な休日であった。

フラワーフェスティバル

平成19年5月2日(水)
明日から3日間広島市ではフラワーフェスティバル(F.F.)が開催される。F.F.は昭和50年に行われた広島東洋カープ優勝のパレードに30万人の人出があり、それを恒常化できないかと考えた広島商工会などが中心となって始まったと聞く。
今では観客動員数は100万人を越えていて、わが国でも有数の祭りとなっている。歴史は浅いのにこれだけの人が集まるようになったのは関係者の努力のたまものであるが、平和記念公園と平和大通りの存在がなんといっても大きい。平和大通りは通称100メートル道路といって、両側に芝生のある遊歩道がついた広島市のシンボルといってもいい存在である。この通りがF.F.の3日間パレードの会場になる。平和大通りはわがクリニックから200メートルほど南に位置しているので、この間は人の波に囲まれることになる。今年は3日間広島から離れるつもりである。

桃源郷

平成19年4月27日(金)
さわやかな日が続く。昨日などは午後河べりを歩けば、五月のようなさわやかな風を感じて実にゆったりとした気持ちになった。一年中で今がいちばんいい季節ではないだろうか。
こんな時節には腰に酒を入れたひょうたんをぶら下げて、尺八を持って桃源郷をめざして山に分け入るのがいいだろう。周囲は静かで木々の新芽の息吹が感じられる。適当なところで腰を下ろして酒を含み、尺八を吹く。心が洗われて浮世のしがらみなどすべて忘れ去る。その場所がすなわち桃源郷である。

広島県が1位!

平成19年4月10日(火)
暖かい日が続く。日曜日には近くの比治山へ行ってみたら桜が散り始めていて風情があった。やはり桜は散る時がいい。桜吹雪の中で飲むビールは格別である。
この10年間の妊産婦死亡率の最も低い県は、なんと!広島県である。出生10万件あたり1,84人(全国平均6,39人)で最も多い京都府(10,70人)に比べて6分の1である。これは周産期死亡率も全国一低いことと合わせて誇るべきことである。広島県の産科が我が国で最もうまく機能していることを表していて、産科に関わる医師・スタッフにとって実にうれしい結果である。この成果をさかなに飲むビールはいっそう美味しく感じられる。

「はる」

平成19年3月28日(水)
暖かい日が続く。桜も咲き始め、今週末は満開となることだろう。例年ならもう一度寒くなるのだが今年はこのまま春爛漫となるに違いない。春といえば田舎のレンゲ畑に寝ころんで空を見上げていた頃を思い出す。暖かさと草の香り、空の青さで思わず眠ってしまいそうだった。谷川俊太郎の「はる」はその時の情景にまさにぴったりの詩であった。
「はなをこえて/しろいくもが/くもをこえて/ふかいそらが/はなをこえ/くもをこえ/そらをこえ/わたしはいつまでものぼってゆける/はるのひととき/わたしはかみさまと/しずかなはなしをした」

遠視

平成19年3月24日(土)
今から10年近く前開業した頃、視力は良かったのだがストレスのせいだろうか、近いところが少し見えにくく感じることがあった。「老眼?」と愕然としたがそのうち元どおり見えるようになって今に至っている。その間、同期の連中とたまに話をすると結構老眼になっているのがいて自分はまだまだ大丈夫だとひそかに優越感にひたっていた。
60歳で現役日航機のパイロットの小林宏之さんによると、毎日遠くを3秒、近くを3秒交互に見る訓練を5分以上続ければ、一旦見えなくなっていた近くのものが見えるようになるという。なるほど遠視は遠近を調節する眼の筋肉の老化によるものだから鍛えればよいわけだ。自分もいつまで近くの細かいものがみえるのかわからないが、もし見えにくくなったらぜひこの訓練をやってみようと思う。

睡眠時無呼吸症候群

平成19年2月15日(木)
夜講演会のあとでアルコールを少し多めに飲んだせいか、朝の目覚めがよくない。二日酔いではなく、睡眠時無呼吸症候群によるものと思われる。仰向けに寝ると舌根沈下がおこり呼吸が止まるらしい。横向きだといいようだが、あいにく昔から仰向けに寝るのが好きなのだ。普段はそうでもないが、風邪気味の時とアルコールが過ぎた時がよくないようである。最近日本酒ばかり飲むようになったのも影響があるのだろうか。少し節制した方がいいかもしれない。

雪が少ない

平成19年2月2日(金)
2月になって全国的にやっと雪が降ってきたようだ。島根県で毎年行われていた雪合戦の予選も、雪がないためにお手玉で行ったとか。それらも含めて暑い季節は暑く、寒い季節は寒い方が良い。今回の雪でスキー場は喜んでいるそうだが、これも短時間でおしまいになりそうである。世界的に暖冬なのは今だけなのか、これからも続くのか。去年も書いたが、旧暦では今が正月である。やはり旧暦の方が風情があると思われる。

もう一週間

平成19年1月20日(土)
今年は暖冬でコートが必要でない日が多いようである。地球温暖化が進んでいる所為なのか、単に今年だけの現象なのか。そういえば、ロシアで暖冬のためクマが冬眠できないというニュースを新聞で見た。
 今日は土曜日、もう一週間経ったのかと思うとなんだか焦るような気持ちになる。しなければならないめんどうな雑用を後回しにしていても、結局はやらねばならないのである。仕方ない、この土日でやってしまおうかという心境である。