カテゴリー 日々是好日

五月晴れ

平成23年5月13日(金)
久しぶりの長雨の後、一転して今日はまさに五月晴れ、気持ちのいい天気だ。人の気持ちなんてちょっとしたことで変わるが、やはり天気は大きいと思う。
北陸から山陰にかけての裏日本(失礼な言い方だと思うが)は天気の日が少ないというが、瀬戸内地方は晴れの日が多いのはありがたいことである。ただ自分は日本一晴天の日が多いという岡山で育ったので、広島に来た当初は結構曇った日が多いと感じていた。でも20年も住めばこれが当たり前で、ありがたいことだと思っている。
昔からお天道様に手を合わせて拝むという風習があったが、歳を重ねるにつれそれが当たり前のことだと思うようになった。お天道様というか何か大いなるものに対する感謝の気持ちである。

連休

平成23年5月7日(土)
当院は暦通りなので連休は3,4,5日だけだった。勤務医だった頃は、連休がゆっくり休める貴重な時だったが今は、特に予定がなければ連休が欲しいとは思わない。
今回は、一日は鳴門の大塚国際美術館、一日は孫を連れて備北丘陵公園、一日は能美島で釣りと野菜作りを趣味にしている人のところへ行ってメバルや野菜をご馳走になった。釣りを趣味にしている人がつくづく羨ましかったが、今から始めるのは難しそうだ。でも釣りに加えて晴耕雨読は魅力的ではある。弟子にしてもらおうかと思ったことであった。

夕食

平成23年4月2日(土)
桜の開花も始まり、そろそろ花見のシーズンになろうとしている。毎年、この季節になればうきうきして全国的に花見酒としゃれこむ人が多い。今年は大震災の影響があまりにも大きく、被災された人たちのことを思うと単純に喜べない。今回の震災もたまたま自分たちの地方に起こらなかっただけで、いつ災害に遭うかわからないのである。
他県で学んでいる息子が春休みで帰広し、嫁いでいる娘たちと孫、全員がそろった夕食は久しぶりであった。気持ちよく酔ったが、こういう機会もあと何回あるかわからない。何が起きるかわからないのが人生である。やはり、今この時を大切にしていくしかないと思ったことである。

七変化

平成23年3月26日(土)
嵐山光三郎によれば、女は7年毎に変貌するそうである。どれほどかわいい娘さんでも、結婚して7年たつとおばさんになる。14年たつと妖怪となり、21年たつと鬼婆になり、28年で超獣となって、それ以上たつと手のつけられない神様となり、これをカミさんという、とある。
うまいことを言うものである。比べて男性は残念ながらいつまでたっても変身できそうにない。初めは強くてたくましそうに見えても、歳をとるにつれて衰えて行く。枝雀の落語を聞いても男は向う意気だけは強いけれど、いつもカミさんにやられっぱなしである。確かに神様になったカミさんに逆らえるはずがないのである。

桃の節句

平成23年3月3日(木)
桃の節句。暖かい日が続いていたが、また寒さがぶり返してきた。これをあと2~3回くり返したら春になる。まことにわが国の季節のうつろいは風情がある。昔から季節の節目にささやかなお祝いをして寿いできた。あと数日で啓蟄である。
国会でも、相撲界でも、入試でもおかしなことが起こっているようだが、それらをすべて飲みこむように季節が過ぎて行く。きっと人生もそのように過ぎて行くのだろう。その場その場で懸命に生きているうちに、ふと振り返ると自分の来し方の概要が見えてくる。それをどう感じるかは人それぞれだろうが、どうであれ今この時が現実なのである。
青春期に愛読した「次郎物語」のなかに、やはり思春期の次郎が進むべき道について考える場面がある。人は生まれおちた時から進むべき道、到達点などすべて運命づけられているのではないか。そして「努力」というのは、運命づけられたわずかな道幅のなかの移動にすぎないのではないか、と。さらに、次のようにも考える。生まれた時を円の中心として到達点を円周とすると、考え方や努力などによってわずかな方向の違いでも、円周に到達したときには大きな違いがあるのではないか、と。また、円周に到達すれば、「運命」から解放されて自由になれるのではないか、と。
季節の移ろいを感じていたら、久しぶりに昔の頃のことを思い出した。そしてその考え方は今も変わっていないと思うのである。

寒い日々

平成23年2月2日(水)
先週末より今週にかけて寒い日が続き、日本海側では大雪で交通の混乱が起きている。広島は今日あたりから普通になってきたが、月曜日の朝、アシスト自転車のスイッチを入れるとランプが点滅する。こんなことは初めてだったが、一応動くので時間もないしそのままクリニックまで乗ってきたが、電池が無くなってしまった。アシストの電池が無くなれば、普通より漕ぐのが重いただの自転車になる。
後で調べたら、寒い日は電池の消費速度が極端に早くなるとのこと。電池をはずして室内に置いておけば問題なかったらしい。アシストを使いだして2回目の冬だが初めての経験で、それだけ寒かったということだ。おかげで帰りの自転車はいい運動になった。

風邪

平成23年1月27日(木)
数日前からのどが痛く、今日は朝からボーッとしてくしゃみ、鼻水が出て風邪のようだ。熱を測ってみたら36,5度と平熱である。それでも午後から休診の日なのでゆっくり休むことにした。スポーツクラブも夜の勉強会も欠席して暖かくして早寝がいちばんである。
昔から自分はめったに風邪をひかない。今から13年前、開業して間もないころクリニックのスタッフ、カミさんも含めほぼ全員が交代でインフルエンザに罹ったことがある。39度以上熱がでてほんとにしんどかったのを覚えている。それ以降はありがたいことに軽い鼻風邪ぐらいで済んでいたが今回は若干しんどいようである。まあ、おいしいものを食べて暖かくして寝れば治るだろう。

初詣

平成23年1月4日(火)
謹賀新年 あけましておめでとうございます
本日より診療開始である。正月は基本的に寝正月だったが、2日には久しぶりに宮島へ初詣に行った。車で行くのは無理だと思い、電車で行ったが車内は鮨詰め状態でフェリーも満員であった。厳島神社の入り口にも長い列ができていて、さすがに世界遺産だと感心した次第である。これだけの人数の願い事をはたして神様は聞く事ができるのだろうか?昼食は予約しておいた「岩惣」であなごをいただく。
今年はどんな年になるかわからないが、「一期一会」の気持ちでやっていこうと思う。今年もよろしくお願い申し上げます。

一年をふり返って

平成22年12月29日(水)
今年最後の診療日である。市内の産婦人科の半分以上はもう休みに入っているようだ。仕事おさめを終えた多くの人たちは新年を迎える準備や、休みを利用した旅行、遊びなどに余念がないように思われる。今日はこの一年を振り返りながら診療をしていこうと思う。
この一年は今までで最も色々なことがおこった年だった。いいことも悪いことも…つくづく思うのは人生は振り子のようなもので、振幅が大きければ大きな良いことと悪いことがおこり、振幅が小さければ小さなそれらがおこるのではないか。もっとも、良いこと悪いことはその人から見たことで、他人から見たらあるいは神の眼から見たら異なるかもしれないが。それでも他人から見たら些細なことでも、本人にとっては重大なことは一杯ある。
毎年、こうした思いを繰り返しながら年老いて行き、消えて行くのだと思う。それでも、その小さな喜びや悲しみの中に人生の味わいがあるのだろう。今年一年、ありがとうございました。

チェロリサイタル

平成22年12月2日(木)
もう師走である。時間が矢のように過ぎて行く。
昨夜は知人の奥様のチェロリサイタルに招待されてカミさんと行ってきた。会場が満席で座る場所を探すのに苦労するぐらいであることに驚いたが、演奏を聴いてそのすごさに一層驚き納得した。すべての曲を暗譜で演奏されたが、音の美しさ、なめらかさ、抑揚、どれをとっても完璧な演奏であった。プログラムが終わってもだれ一人席を立とうとせず、アンコールを何曲も演奏することになったが、すごい人がいるものだと思ったことである。
いい音楽は誰が聴いても心を惹かれる。以前音楽をされていたとは聞いていたが、知人の主婦という認識しかなかったことを恥じた次第である。世界は広い。