カテゴリー 日々是好日

高血圧

平成22年5月27日(木)
先日、たまたま血圧を測ったら信じられないぐらい高い。過剰のアルコール摂取、おいしいものの食べ過ぎ、運動不足、肥満、あらゆることがメタボの原因になっている。
心をいれかえて、節制にはげむことにした。循環器の先生は、「塩分制限が一番!」と言われる。確かに今までの不摂生のつけがまわってきたのだろう。2~3年前に高血圧を指摘された時は、しばらく節制していたらなんとか正常上限か軽い高血圧ぐらいになったので安心していたが、もうダメである。節制するぞ!といってもきっと長続きしないだろうが…

下肢静脈瘤

平成22年5月14日(金)
やっと連休の疲れがとれて、普通の生活ペースになったが、下肢静脈瘤が悪化している。
両親とも下肢静脈瘤があったので遺伝だろうが、昨年ごろから徐々に悪化しているようだ。夏にきつめのテニスの練習をして調子が悪くなっていたのが、いつのまにかあまり気にならなくなっていて安心していたのに困ったものである。
人間の体は年齢とともに老化していくが、その人の一番弱いところが悪くなっていくのである。仕方がないとはいえ、いやなものだ。いずれにせよだましだまし様子を見ていって、いよいよ悪くなったら手術するしかないかもしれない。

4日間の連休

平成22年5月7日(金)
連休が終わってやっと普通の生活に戻った。昨日から診療を開始しているが、昨日は昼までだったのでずいぶん楽だった。連休明けは半日勤務がいい。
連休の間、山陽自動車道を2日間利用したが、それほど渋滞に出会わなかったのは幸運だった。2日は三原で尺八の演奏会があり、3日は笠岡まで往復した。特に3日は早朝出発したおかげで危うく渋滞に巻き込まれるところを、うまく逃れることができた。渋滞している最後尾の車にトラックが追突する事故が多いので、自動車道を利用するのは正直なところイヤであるが仕方がない。民主党の、休日は自動車道が1000円でOKだという人気取りの愚策のせいで迷惑している人は多いと思う。料金を下げるなら均等に下げればいいことである。
4日・5日は信州松本へ行ってきた。安曇野のわさび農場から頂が雪でおおわれた北アルプスが望まれ、その美しさに感動した。中身の濃い4日間であった。

大型連休

平成22年5月1日(土)
世の中は大型連休に入ったが当方は暦通りに診療している。休みは日曜と祝日だけなので29日の昭和の日と2日から5日までである。子どもたちが小さい頃は毎年どこかへ行っていたが、いつの頃からかバラバラに動くようになった。
最後に全員で行ったのは5年前の正月で、北海道でスキーをして新年を迎えようということで、2家族総勢9人で行った。天候不安があったが、幸運なことに元旦はよく晴れて、ダイヤモンドダストの中、遠く大雪山をスキー場で望むことができた。いい思い出になった。
この連休も法事や信州行きなどがあり、ゆっくり休めそうにない。でも皆が健康でいろんな活動をしていることは素晴らしいことである。日々是感謝。

ボケ?

平成22年4月28日(水)
あまり興味ない会議や仕事を完全に忘れてしまって、あとで「しまった」と思うことがよくある。若いころは特に多かったが、年とともにそういうことは減ってきたと思っていた。
ところが先週、公的な仕事を完全に忘れてしまい、日曜日の早朝思い出して蒼くなった。9割は終えた仕事ではあったが、木曜日には会議があり出席の予定だったのに、それも忘れて能天気に遊んでいたとは何たることか。そういえば最近物忘れもあり、ボケが出てきたのかといささか心配になった。
このところ結構気を使う案件が多かったので、緊張と気の緩みで失念したのだと自分をなぐさめている。

中区医師会

平成22年4月20日(火)
昨日は中区医師会第4支部の会合があった。今年は世話人になったので連絡網や会合の準備など結構大変である。新規開業順に世話人の係が回ってくるのだが、何しろ広島で一番開業医の多い地区だから開業13年目にしてやっと順番がきたのである。
以前にも何回も触れたが、この地区には45の開業施設があり、加えて企業の医務室などもあり、勤務医もいるので結構な人数である。私の出身地笠岡市の医療施設数とほぼ同じ数である。人口6万人弱の広い笠岡市全域にある医療施設と同じ数がこの狭い地区にひしめいているわけである。袋町の美容院の数は日本一といわれているが、この地区の医療施設の数もそれに近いと思われる。激戦区であるが、それだけ人々が集まってくるのだろう。この地でやっていけるのはありがたいことである。

春爛漫

平成22年4月5日(月)
桜も満開になり一挙に春になったようだ。昨日の日曜日は平和公園、比治山、黄金山など花見で大賑わいだった。
巨人対カープの試合もあり、広島駅~球場周辺は人の波であった。この日、息子は大学生活を始めるべく旅立って行った。私は人の波に逆らうように、友人・知人の出演する「邦楽のつどい」に行き素晴らしい演奏を堪能した。
春は卒業、入学、入社など出会いと別れの季節である。今年はどんな出会いがあるのか楽しみであるが、いつも一期一会を肝に銘じていきたいと思う。

紀三井寺と京都の桜

平成22年3月23日(火)
急な用事があったので連休を利用して和歌山へ行ってきた。今までに何度か南紀、伊勢などの旅行を考えたことはあったが、交通の便が良くないためにいつも却下となっていたので初めてである。
今回は和歌山市に行ってきたが、ここは大阪府との県境に近く関西空港にも近い。和歌山県というより大阪のはずれのような位置関係である。のんびりしたところで、紀三井寺では桜が咲き始めていてなかなか風情があった。
用事をすませて大阪に泊まり翌日は定番の京都へ行った。地下鉄で東山まで行き、法然上人開祖800年のイベントが近い知恩院から円山公園で三分咲きの桜を見て、ゆっくり市内を散策してきた。昼食は木屋町の大正5年創業のそば屋「大黒屋」でゆっくりと。いつもながら京都の町を歩いていると、色々な発見があって楽しい。「俵屋旅館」「炭屋旅館」のたたずまいも歴史が感じられていいものである。またぜひ来ようと思いながら帰宅した。

巣立ち

平成22年3月22日(月)
昨日は産婦人科医会総会があったが、役員以外の参加者が少なく来賓や講演の先生方には申し訳ないことであった。
先週から我が家はめでたいけれどもさびしいことが重なって、久々の激変であった。末っ子の長男が大学に入学して家から出ることになった。近くに勤めていた次女も遠からぬうちに家を出ることになるだろう。どちらもめでたいことではあるが、今までいるのがあたりまえだった子供たちが巣立っていくのはきっとさびしいに違いない。
贅沢を言ってはいけないが、これも世の流れなのだろう。

浅田真央選手とキム・ヨナ選手

平成22年2月25日(木)
春のように暖かい日々が続く。梅も咲き誇って桜の開花が待たれるような、そんな季節だ。折しも大学入試の真っ最中で、受験生は皆頑張っていることだろう。
冬季オリンピックももう終盤である。女子フィギアはどうなるか、とくに浅田真央選手とキム・ヨナ選手に世界中が注目している。キム選手の「オリンピックは何が起こるかわからない、優勝は神様が決めることだから気が楽です」という言葉は、真央選手の「全力でパーフェクトの演技をします」という言葉と対照的である。きっとキム選手はそう思うことで重圧をしのいでいるのだろう。本当に大変なストレスがあることだろう。才能のある人に与えられた責任なのかもしれない。われわれは楽しんで見ているだけなのだが。