平成22年12月9日(木)
懸念していた世話人・幹事として開催した地区医師会忘年会も無事に終わり、ほっとしたのもつかの間、院内の事務の交代で混乱している。われわれのような小規模の施設は一人抜けるだけでも大変なのだが、結局同時に2人交代になったからである。2週間前まではこんなことになるとは夢にも思っていなかった。私も至らなかったが、関係者にご迷惑をおかけして申し訳なく思っているが、はやく落ち着いてほしいものである。
先週の日曜日は邦楽演奏会があり、一日、和の世界にひたったが、リフレッシュできてよかった。音楽や芸能はなくてはならぬものだとしみじみ思った次第である。
カテゴリー クリニック
受付事務の交代
忘年会の準備
平成22年10月16日(土)
朝夕は冷え込むようになり季節が変わったことを感じるこの頃である。今年は地区の医師会の世話人なので、忘年会の準備をしなければならない。30人を超える出席が予想されるので、夏ごろから会場をいくつか仮押さえしておいた。9月にほぼ決定して某ホテルを押さえておいたのが、宴会担当者と料理長との打ち合わせの行き違いがあったのか会場がとれないかもしれない事態が起きて困っている。
あまり早くから準備しすぎるのも、安心してしまうのでかえってよくない。やはり常識的な時間の流れに合わせて事を運ぶのがいいと思った次第である。
ヒマな当番医
平成22年4月12日(月)
昨日は日曜日だったが当番医のため一日中クリニックを開けていた。雨のせいもあるのか患者さんは4人だけだった。当番医は半年に1回まわってくるが、こんなに患者さんが少なかったのは初めてである。おかげでたまっていた書類や雑誌の処理、掃除などしっかりできた。
それにしてもいらないものがなんと多いことか。本もいつの間にかたまってきて本棚に入りきらなくなっている。一度ならずブックオフに持って行って売っているけれど、買うスピードが早いのですぐにたまってしまう。ネットで本の内容を有料で配信していて何度か利用したことがあるが、パソコンの画面ではどうも落ちついて読めない。やはり本は、自分でページをめくりながら読まないと読んだ気がしない。出版産業は決してなくならないと確信する次第である。
開院記念日
平成21年9月10日(木)
今日9月10日は当院の開院記念日である。平成9年のこの日に開院したので丸12年経って13年目に入ったことになる。
この12年間、いろいろなことがあったがあっという間だった。今でも開院前の緊張した気持ちが昨日のことように思い出せる。毎年この日にお祝いの花束を届けてくれる方がおられる。本当にありがたいことである。途中で入院手術したこともあったが、充実したいい日々を送らせてもらっている。これも健康な体と家族、友人、スタッフ、そして何より患者さんのおかげだと感謝している。これからもできることを地道にやっていきたいと思う。
連休の当番医
平成20年5月4日(日)
本日は当番医として一日診療所を開けている。いつもの休日診療日にくらべて患者さんが多いようだ。すぐ近くの平和大通りではフラワーフェスティバルのパレードが行われている。三日間行われるちょうど中日(なかび)で天気も良く、大勢の観光客で賑わっている。
この時期はいつも広島周辺の交通は混雑するので、あまり出かけないようにしたほうがいい。とはいえ、我々開業医は連休以外でまとめて休めるのは、文字どおり盆と正月だけなので、混雑を承知で出かけることになる。昨年は金沢に行ったが今年はどこへも行かない(行けない)。無理をしても出かけたくなるようなイベント、場所、料理などがあればいいのだが、今年は2日間だけの連休なので家でのんびりすることにした。
一年をふり返って
平成18年12月29日(金)
昨日より急に寒くなり雪が舞ってやっと冬らしくなった。当院も今年の診療は本日までである。
一年を振り返ってみると本当に色々なことがあった。つらいことも楽しいこともあったが、あっという間の一年だった。公私共に結構充実していたが、クリニッ クの従業員の退職にともなうさまざまな問題には正直苦労した。それも今はほぼ落ち着いており、すっきりした気持ちで新年が迎えられるはずだったが、医会の 仕事で正月はほとんどつぶれそうである。まあ、仕事の合間に尺八でも吹きながらやれば何とかなるだろう。
これを読んでくださった方、今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。
セカンドオピニオン
平成18年10月30日(月)
セカンドオピニオンを求めて来院される人がおられるが、病気に対する考え方をどう説明しようかと迷うことがある。これは医療に対する一般の人の意識と我々医療者の感覚の違いだろうが、自分の場合はそれ以上に違いが大きくて困惑することがある。
たとえば子宮がんの検査で軽度の異型細胞が見られた場合、多くは放置しても正常に戻るが一部は悪性へと進む。悪性に進んだら困るので何度も検査して組織を 調べ、場合によっては円錐切除術を行うこともある。異型細胞が出ても自然に正常に戻る人にとっては意味のないことである。問題はどちらに進むか現代の医学 では見極めがつかないことである。たとえば100人に一人が悪性に進行し、そのほかの人は正常になるとしたら99人にはむだな検査と治療をすることにな る。比率がどのくらいなら許されるのだろうか。
このことは、がんの早期発見・早期治療が本当に生命予後を延ばすことに役立っているのかという、いまだにはっきりとは証明されていないという問題とも共通 して悩むところである。必要のない人にはむだな検査・治療で負担をかけたくないし、放置したことが原因で生命予後が短くなることは絶対にやってはならない し、その見極めのポイントが難しいのである。
腹立たしいレセプト審査
平成18年10月6日(金)
いままで一度も削られたことのなかった膣錠が7月のレセプトで削られた。保険の審査の係の医師が変わったらしい。一件で100円にも満たない額だが10件 以上あり、再審査の請求を出すほどの金額でもないし実に不愉快である。私としてはいつも必要最小限の検査をするように心がけており、いくら保険で認められ ているからといっても過剰な検査・治療はしていないことに自信を持っている。もちろん薬も本当に必要なものしか出さないようにしているし、どんなに一般的 に行われているやり方でも有用でない(実際のところ結構多いのである)治療はしない。どんな診療をしているかレセプトを見ればわかるだろうに実に腹立たし い。
愚痴をこぼしても仕方がない。気を取り直して診療に励むことにしよう。
休み明け
平成18年8月17日(木)
今日から診療開始である。今回の休みは墓参り以外は特に何もせずごろごろしていたが、一日だけ下関長府の割烹旅館「古串屋」にうにを食べに行った。あとはクリニックの カーテンの替えとエアコンの掃除などであっという間に休みは終わってしまった。病院勤務のころは休みが本当に貴重であり、いかに有意義に使うかが大切で あったが、今は夜のお産に起こされることがなくなったのでそれほどでもなくなった。
今日は休み明けなので半日とはいえ患者さんが多かった。またこころ新たに頑張ってやっていこう。
看護婦さん募集
平成18年8月4日(金)
看護師さんを募集してもなかなか反応がない。本当にいないのだろうか困ってしまう。今回の状態はまさに想定外であったが、一番おきてほしくないときに異常 事態が発生するのものである。そのための保険を二重三重にかけておかなければとしみじみ思った。一見むだにみえることにも意味があるのである。我々のよう な極小組織でもこのようなことがあるとすれば、大きな組織ではどれほど多く起こり得ることだろうか。公務員などにむだをなくすようにしなさいという風潮が あるが、効率よくすることは大切だがやはり保険とも言うべき一見むだと思える余裕も必要なのではなかろうか。