医師の品性

平成17年11月15日(火)
来年の4月には診療報酬の減額をはじめさまざまな医療制度の改革が行われることはほぼ確実である。今の小泉首相に逆らえる人、団体はだれもいない。だからたとえそれがどんなに受診者にきびしくても行われると思う。まして医療施行側(医師会など)が何をいっても相手にしてもらえないだろう。そして一旦決まっ たことは変わらなくなってしまう。
実際のところ、むだで意味のない検査や治療はなくするべきだが、必要なことができなくなるのは受診者には不利益である。いったい何が無駄で何が必要なことかは十分議論する必要があるだろうが、要は医師の品性に尽きると思う。つまり、医師の品性がまともであれば患者のためにならないことは減るのではないか。 どんなに完璧な無駄をなくするマニュアルを作っても、抜け道を見つけようと思えばどうにでもなるのだから。