当院のスタイル

平成17年8月23日(火)
お盆明けの忙しさが過ぎて今日はヒマである。生来の貧乏性で何かしていないと落ち着かない。こういう時はカルテ整理が一番いいが、整理の仕事がはかどるのもかえってイヤなような複雑な気持ちだ。ここまで書いてふと以前の記述を見たら結構ヒマという言葉がある。よく流行っているところは別として、当院のようなごく普通のクリニックはこんなものだろうがヒマよりは忙しいほうがいいに決まっている。その施設の評価は患者さんがしてくれるので、精進するしかないのである。
当院に来られた患者さんは、少なくとも受診してよかったと思ってクリニックを出てもらわないと困る。できるだけ少ない回数で、検査は必要最小限、薬は意味のあるものだけ、を基本にしているが、時に患者さんから「○○の検査はしなくていいのですか」と聞かれることがある。「ご希望ならいたしますが、その検査はしなくてももう診断はついているし参考程度の検査なのであなたの負担が増えると思って私はしておりません。」と答えると、ほとんどの人は「それならいいです」とおっしゃる。これが当院のスタイルなのである。