令和7年12月12日
休日にドライブをしていたら偶然「伊藤公資料館」の案内板があった。早速行ってみたら旧伊藤博文邸に隣接して資料館があり、駐車場には10台くらい車が停まっていた。広い敷地には明治43年に建てられた邸宅(平成16年大規模な補修工事が行われた)があり、公開されていたので中に入ってみた。和洋折衷の建物で、伊藤公みずから設計したというが、大勢の人を集めて法要を行うこともできる造りであった。
隣の記念館はシアタールームなども備わっていて、コンパクトだけれども内容の濃い展示室があり、充分楽しむことができた。手紙なども展示されていたが、さすがに達筆であったが我々には何が書いてあるのか読めなかった。敷地の裏は小高い丘になっていて伊藤公の銅像があり、わき道を抜けると小さな児童公園が備わっていた。
伊藤公は明治42年ハルピン駅で狙撃され、邸の完成を見ないまま生涯を終えたが、果たした仕事は明治維新に名を遺している。氏のような人物が我々日本人の先祖にいることはありがたいことである。いいものを見させてもらった。



