院内BGM

平成28年8月12日(金)
当院では開院時から院内BGMは有線と契約してどんな音楽でも流せるようにしていた。有線には様々なジャンルの音楽が提供されていて、どれを選ぶか迷うほどであった。結局、面倒なので選んだ一つだけのジャンルをずっと流していたようである。ある時、たくさんの音楽が聞ける有線を契約し続けても流すのは一つだけなので、あまり意味がないことに気づき契約を止めた。代わりにCD30枚を自由に演奏できるプレーヤーを買い、BGMにふさわしいと思われるCDを入れて流すようにした。しばらくは順調に稼働していたが、なにしろ機械によるCDオートチェンジャーであるから、故障するようになった。初めは簡単に修理できていたがとうとう完全に動かなくなった。
エディオンに行って聞いてみたが、この種のプレーヤーはもう製造していないとのことで、いろいろ相談した結果、ウオークマンに音楽を入れて流すことにした。ウオークマンも初期の頃と比べると進化したもので、初めの頃はカセットテープだった音源ががCDになり現在のデジタルメディアプレーヤーになった。標準で3800曲、最高音質で100曲を記録できるようで、CDを一枚ずつ入れ替えていた頃とは隔世の感がある。音質も良いし何よりモーターがいらないので電力消費が少なく、故障しにくいと思われる。便利な世の中になったものだ。