ゲーマー

平成24年12月20日(木)
男の子は総じてゲーム類が好きである。恥ずかしながら自分も小さい頃から大好きであった。昔は今みたいにコンピューターゲームがなかったので、手作りも含めた対戦ゲームをしていた。将棋を使った遊びでは、はさみ将棋・(本)将棋・山崩し・歩から王将になる、すごろくみたいなものを工夫して遊んでいた。ダイヤモンドゲーム、釘立て、そのほかなにか遊べるものを見つけてゲームにしていた。エポック社の野球盤を友達の家で見た時の衝撃は大きく、買ってもらった友人が羨ましくてたまらなかった。当時は高価なもので買ってくれとも言えず、段ボール箱を利用して自分で作ったりしたものだ。
学生時代はマージャンにはまり、パチンコ・雀球・スマートボール・ドボン・花札などもやったが、30代の初めごろから爆発的に普及したのがファミコンゲームで、これには大いに時間を費やした。そのころ囲碁にも目覚め、ヘボ碁を打ちスター棋士の棋譜を並べて喜んでいたものである。ゴルフもいわばゲームであるから面白かったが、体を使うので向き不向きがあり腰痛のため止めざるを得なかった。現在はさすがにソリティアぐらいしかやっていないが、時にNHKの囲碁・将棋の対戦を見たり、名人戦の棋譜などを見て楽しむことはある。
こうしてふり返ってみれば、山上憶良の「遊びをせんとや生まれけむ…」は真実であり、特に男の子は一生ゲーム類を含め遊びが好きなように生まれついているのではなかろうか。