ハイボール

令和7年12月5日
「ハイボール」という言葉を初めて知ったのは小学時代で、白黒テレビの寿屋(現サントリー)トリスのコマーシャルからである。父親はアルコールが全く飲めず家にはビールも日本酒もなかったが、地区の集まりなどで大人たちがうまそうに酒を飲む姿を見て自分も飲んでみたいと思っていた。たまにその機会があった時に酒を口に含んでみたが、ちっともうまくなくて「ワタナベのジュースの素(古い!)」の方が甘くていいと思っていた。
大学時代はビール、ウイスキーの水割り、たまに日本酒を好んだがなにしろ遺伝でアルコールに弱く、少しの量で満足していたがアルコールはうまいと思っていた。焼酎を好んだ頃もあったがこのところウイスキーの炭酸割「ハイボール」がメインになり、ほぼ毎晩飲んでいる。つまみはやや甘めのもので、ちびちび飲(や)りながら貯めていたテレビの番組を観るのは至福の時である。ビールもそうだけれどウイスキーは刺身以外のほとんどのつまみに合うので実にいいのである。3~4年前からこのスタイルであるが、しばらく続きそうだ。