令和7年8月1日
灼熱ともいうべき日々が続いている。地球はどうなってしまうのか、はなはだ心配である。湿度が高いのでいっそう暑さがこたえる。
気分転換に、ひさしぶりに尺八を吹いてみた。なんと!尺八らしい音が出るではないか。初めからこの音が出れば、今頃は普通の尺八吹きになっていたのにと思うとくやしい。初めから正しい吹き方を理解していなかったのである。楽器はどれも難しいが、少しでも上達すれば実に楽しいことである。
今から時間を戻すことはできないが、少しずつ吹いてみようと思う。暑い日、涼しい室内で昔の楽譜をとりだして、記憶をたどりながら練習するのもなかなかいいものである。今は尺八の世界から完全に足を洗ってしまったが、少しやってみてもいいかなと思わぬでもない。当時は真剣に練習していたことが、遠い夢のように感じる。また吹いてみよう。