令和7年2月6日
日本列島に寒波が押し寄せて各地で降雪の被害が出ているという。幸いなことに瀬戸内海沿岸は降雪もほとんどなくありがたいと思っていた。それでも今朝は雪が降った跡があり、大事をとってバスで出勤した。
私は岡山県小田郡北川村(現笠岡市)出身なので雪が降るのは珍しく、子供の頃はうっすらと雪が積もっただけで大喜び、竹で作ったスキーを履いて遊んだものだった。葉っぱに積もった雪をコップに入れて砂糖をかけて食べたり、サッカリン(古い!)の空き瓶に砂糖水を入れてアイスキャンディーを作ろうとしたり、つららをかじったり、冬の遊びは楽しかった。家の周りはほとんど田畑なので朝は霜柱ができている。それを踏むとジャッジャッという音がして気持ちがいい。池に張った氷をとったり、割れなければスケートのように滑ったり冬の遊びも面白い。道は舗装されていないので雨の日は靴が泥だらけになるし、学校に行っても暖房がないので寒いばっかりだったが、それなりに楽しい日々だった。
バスに乗っているときにふと当時のことを思い出して懐かしくなった。こんなことを思うようになるのは先が短いということなのかな。