COVID19

令和5年2月17日
新型コロナ感染症はもう新型ではなくなったのでCOVID2019と呼ぶことにしたという。発生した場所をつけるのが普通だけれど、中国に気兼ねして「武漢コロナ」とは言わないらしい。「スペイン風邪」「エボラ出血熱」「日本脳炎」など発生地域の名前がつくのにおかしなことである。今年の5月には5類感染症に格下げされて、やっとインフルエンザ並みになるのは遅すぎるけれどよかった。そもそもは安倍元首相が退陣するときに「新型コロナは5類にする」と言っていたのに2類相当のままだったために膨大な予算と、人的被害が生じたのである。その間、厚労省は何をしたか、全数把握などという愚挙をいつまでもやって入院患者の見舞いもできないようにしてしまった。発生当初は仕方がないが、もっと早くリーダーシップをとって改めるべきだった。専門家と称する委員会に丸投げして、いつまでも対応を変えなかったが、これこそ事なかれ主義の典型である。効果のはっきりしない副作用の強いワクチンを打たせまくって、副作用で亡くなった人たちの責任をどのようにとるのだろうか。またしてもうやむやにしてしまうのだろうか。