平成28年4月16日(土)
いつもと同じ日々を過ごせるありがたさを痛感するのは病気・ケガなどを経験した時と自然災害の時だと思う。もっとも、その最中にはそれどころではないだろうがある程度ふだんの生活に戻ったときにいっそう感じるものだ。自分の経験では過去に2度入院・手術をしているが、退院後今までどおりの生活に戻れた時は当たり前の日常生活のありがたさをしみじみ味わった。普通に自転車でクリニックに行き、いつもと同じように診療をおこない帰宅、夜は晩酌をしたり飲みに出たりという、なんということもない毎日が素晴らしく貴重に思われた。それでもしばらくすればすぐに慣れてしまい、当たり前になってこれといった感動もなくなるけれど。
昨日から熊本では地震がおきて大変なことになっているが、深夜に広島でも揺れを感じた。これが本震らしく昨日の揺れは予震だそうである。被災された人たちは本当に気の毒なことで、一日でも早く余震が収まって復興することを祈る。地震・雷・火事・親父というが、日本は地震列島なのでこのようなことはいつでも起きるだろう。明日は我が身である。