平成24年2月2日(木)
ジャーナリストで作家の日垣隆氏のメルマガを愛読しているが、最近の号のケニアからの便りが面白かった。国内移動がエアラインの関係で難しくなったために、予定を変更してナイロビからマサイ・マラ国立公園のサファリに行ったところ、幸運にもライオンの交尾を見ることができたそうである。
百獣の王であるから(?)草原で堂々と行うそうであるが、交尾の時間は以外に短く10~15秒ぐらいで、ことが終わればオスはごろんと横になって休むという。ところが15分経つと再び起きあがり交尾して横になる。また15分経つと起き上がり交尾し、これを延々と3日間続けるそうである。すごすぎるとしか言いようがないが、種を残すために生き物はそれぐらい頑張るのだろう。
ある種のトリのオスはメスの気を引くために羽根できれいな円をつくり、メスがそれを認めれば交尾できるので必死で円をつくる映像を見たことがある。カマキリは肉食なので動くものを見れば食べてしまう。オスのカマキリが交尾中にメスに食べられてしまうことはよく知られているが、まことに種の保存は命がけである。