平成22年5月19日(水)
雨が続いて梅雨のようなうっとうしい日々である。これではアシスト自転車も使えず、国保の仕事に行くのもタクシーを使わなければならない。困ったものだ。
朝のニュースで、大学病院の医師が、付き合っていた女性に子宮収縮剤をわざと使って流産させた容疑で逮捕されたと報道していた。女性は妊娠6週だったという。
どうも不可解なのは、正常な妊娠はめったなことでは流産しないのに、収縮剤ごときで簡単に流産したということである。もしそうなら、人工妊娠中絶術など必要なく、まず収縮剤を点滴してだめなら中絶術を行うという流れができているはずである。それは無理なことは我々が一番良く知っている。それよりも、妊娠6週なら心拍が確認できたはずで、産婦人科で確認していたのだろうか。
妊娠の15%は自然流産するが、6週を過ぎても心拍が確認できない場合を係留流産といって、この場合は100%流産する。今までの報道を見る限りでは、悪いのは医師であるが、女性の訴えにも釈然としないものを感じるのである。