平成20年をふり返って

平成20年12月26日(金)
今年ももう残りわずかである。ふり返ってみれば色々なことがあったが、いい年だったと思う。初孫も生まれたし、なにより家族全員が健康で気持ちよく毎日が過ごせたことが一番だったと思う。人生には「流れ」「潮時」などがあり、良いときは大概のことがうまく行き、悪いときは何をやってもうまく行かないものだ。だから、いいときはそれをじっくり味わい、悪いときはじたばたせずひたすら身を低くして耐えて潮時が変わるのを待つのがいい。
時代の大きな流れと寿命は個人の力ではどうしようもないと思うが、日々の生活をできるだけ充実させて、身の丈に合わせて生きていけば大きな間違いはないだろう。「人生わずか五十年…」という言葉があるが、まことにそのとおりで、自分では50歳を過ぎたら余生だと思っていた。今もその考えは変わらないが、余生のほうが充実することもあって、そこが人生のなんともいえないテイストであろうか。